旅行・地域

北のカナリアたち

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なかよしの花をさかせよう。

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学校の玄関に入ると、目の前に吉永小百合さんと6人の子供達のパネルが。 

「北のカナリアたち」は、湊かなえ氏の短編集「往復書簡」の中の「「二十年後の宿題」が、2012年に映画になった。北海道の分校で小学校の教師だった河島はるは、6人の教え子たちと過ごしていたが、ある日悲しい事故がきっかけで、はる先生は北海道を離れた。その後、成人した6人の「うちの一人が事件を起こしてしまったことから、はるは北海道に戻り、教え子一人一人と再会していく。

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この映画は、大勢の人達が関わって製作された。ネタバレによると、あの吉永小百合さんが不倫の妻を、夫に柴田恭兵さん、恋人に仲村トオルさんだ、ふたりのイケメン君を相手に、、、。羨ましい限りだ。

でも、こんな言葉を思い起した。

「生まれつき美しい人は運がいい。年齢を重ねて美しい人は生き方がいい。」諦めるのはまだ早い。                                                                                                                                                                                                                                                                      

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北のカナリア

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つよい子まなぶ子元気な子

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雨がしとしと降るあいだを縫って、あの吉永小百合さんの代表作のひとつとされている「北のカナリア」の撮影のために作られた学校に。

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映画のために作られた教室。

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晴れていれば、向こうに利尻富士が。

 

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スコトン岬

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スコトンスコトンと坂のぼる

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稚内からフリーに乗って礼文島へ。一泊して翌日は、宿のおじさんに地図をもらってレンタカーにて北緯45度27分51秒のスコタン岬に。漢字では「須古頓岬」スコトンとはアイヌ語で、シコトン(大きな谷・トマリ(入江)=「大きな谷ある入江」という意味だそうだ。

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生憎の曇り空だが、晴れていればトド島、サハリンまで見えるのだそうだ。

前の日にお世話になって宿に泊まっていたおじさん三人組と岬で出会った。宿のおじさんからもらった同じ地図を持っていたので、「北のカナリアパークは行かれましたか?」「いえ、これからです。」「では、またお会いしましょう~!」

伺えば、そのおじさん達は小学校の同級生で全員無事に退職されての退職記念旅行なんだそうだ。

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途中には、目を見張るような花が。

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私を待っていてくれたのだ。ありがたい。

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岬にある宿だ。全客室が海に面していて運がよければ野生のアザラシを見ることもあるそうだ。

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はまなす

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はまなすや今も沖には未来あり(中村草田男)

8月30日から3泊4日で、礼文島と利尻島に行ってきた。ありがたいことに遅咲きのはまなすが咲いていて私を出迎えてくれた。はまなすは、海辺に生える植物。風も強く海水には塩分もあり、そんな中で、はまなすは砂地を這うように根を下ろし、実をつける強い木なのだそうだ。

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はまなすが満開の頃はこんならしい。まさに沖には未来があり希望がある。

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自宅を朝8時10分に出て、浜松町からモノレールにて羽田第2空港ターミナルへ。羽田空港を10時30分に出発、稚内空港に12時10分到着。飛行機は満席で、私と同じくらいの高齢者の団体が大勢いた。人生100年時代「老いの青春時代」を謳歌したいものだ。

稚内空港からはバスに乗って稚内湾フェリーターミナル駅まで35分。乗船時間まで少し余裕があったので、JR稚内駅まで歩いていった。

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最北端の線路が稚内駅の構内に。「ぎょぎょぎょ」。

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ここに、羽田から同じ飛行機に乗り合わせた素敵な若者がいたので、思わず声をかけた。「これからどちらに行かれるのですか?」「小樽までです。」「えっ!」「青春切符ってご存じですか」「知りません」。

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切符を買って、南は枕崎から来たの稚内までJRに乗って移動する。やってみたかった。

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河童橋

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清流や涼しさ運ぶ梓川

梓川沿いの遊歩道を歩いて行くと

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あの芥川龍之介の小説『河童』に登場することでも有名な河童橋が遠くに見えてきた。河原には若者たちが水辺で楽しそうに遊んでいる。

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河童橋は、上高地のシンボルの橋で、梓川にかかる全長363メートル、幅3.1メートルのつり橋で、現在のこの橋は、1997年に架け替えられたられた5代目。

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大勢の人達が、上流には穂高連峰、下流には焼岳、と絶景に囲まれている河童橋に。

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河童橋から、セミプロのカメラマンのおじさんを見習って撮影を。

ところで、この橋を渡った芥川龍之介は、『河童』を書いた後に、秘書の女性と無理心中を図って失敗、その6か月後に自殺したのだそうだ。なんでだろう。

 

 

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上高地帝国ホテル

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森の中赤い三角屋根ここはどこ

木立の中には、スイスのアルプスを思わせる赤い三角の屋根の上高地帝国ホテルが待っていたくれた。朝5時起きをしてここまでやってきたかいがあった。

中に入ると、上品な女性がやってきて席に案内をしてくれた。突如、セレブになった気分だ。メニューを見せてもらい注文。まずはビール。素敵な女性がビールを持ってきてくれた。思わず、しっかりと顔を見てしまった。なんと、私の孫娘にそっくりな顔立ちなのだ。多分彼女もヨーロッパ人とのハーフに違いない。今年の夏には帰ってこれない孫娘のことを思いだしてしまった。「そうだ、来年の夏には孫娘とスイスのアルプスに行こう!」

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ホテルに泊まったつもりになって、穂高岳を背に「はい、チーズ」。

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上高地

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夏川に手を突っ込んで上高地(高澤良一)

7月30日朝6時に目黒の自宅を出て新宿駅から松本駅に。松本駅からレンタカーで、国道158号線でさわんど大橋を通って駐車場へ。そこに車を駐車してシャトルバスにて約30分乗って、大正池に。

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大正池は、活火山である焼岳が1915年に噴火し、泥流によって梓川が堰き止められた。池にある立ち枯れの木々の景観は、「名勝及び天然記念物」に指定されている。空の青色と雲の白色と穂高連邦の山々の群青色と木々の緑色と大正池の瑠璃色とがミックスしてこの世のものとは思えない風景が。池に手を突っ込んでみると「わっお~!」生きててよかった!

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折角ここまできたのだから上高地帝国ホテルでランチしようと歩いていると、道の両脇にアザミの花が凛として咲いていた。

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歩いていると、遠くには奥穂高岳が。

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上高地帝国ホテルに着いた。

奥穂高連邦に向って青い空と白い雲のもと緑も木々の中に朱色の屋根のホテルが。ドキッ。

 

 

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水芭蕉の花

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水芭蕉の花が咲いている夢見て咲いている水のほとり

こんな風景な見られるのではと、期待してきたのだが、、、。「夏がくれば思い出す」ではなくて「春がくれば思い出す」じゃないの。にんでだろう、ということで、ググってみると。作詞した江間章子氏が、お母様のご実家である岩手県の八幡平では、水芭蕉は7月に咲いていたから。

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山ノ鼻まできた時には、空が曇ってきて雨が降り始めた。休憩所で雨宿りすること約30分、小ぶりになったので、尾瀬ケ原へ。

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しばらく歩いていくと、

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やっと水のほとりに。これが見られたから、もういいやということで、鳩待峠まで雨で湿った道を滑らないように足元をしっかり見て帰ってきた。帰りは、「望郷の湯」に入ってビールを美味しくいただき上毛高原駅に。新幹線のなかで缶ビールをいただきほろ酔い気分で東京駅に到着。楽しい一日だった。

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夏がくれば

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夏がくれば思い出す遠い空

7月22日朝6時30分に目黒駅を出発、上越新幹線にて上毛高原駅に。駅からレンタカーにて鳩待峠へ、駐車場に車を止めて乗り合いバスに乗って尾瀬高原へ。

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今さらながらだが、尾瀬は、福島県・新潟県・群馬県の3県にまたがる地域で、中心となるのは尾瀬ヶ原だ。

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歩き始めて10分、新しい材木で道が整備されていた。緑の風と鳥のさえずりとに、立ち止まって深呼吸「ああ~空気が美味しい~!」

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暫く進むと、木道の脇にはすっかりと咲き終わった水芭蕉の葉っぱが青々と茂っていた。「夏がくれば思い出す、水芭蕉の花が咲いていた」っていう歌なあったことを思いだして、やってきたのだが、白い花はどこにもない。

尾瀬の水芭蕉の花が咲くのは春先(5月ごろ)なんだそうだ。へぇ~そうなんだ。来年は5月にこよう。

 

 

 

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京都府立植物園

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春風や愛しの乙女に会いに行く

恋人の聖地を後に、大阪駅から京都駅に。駅のエスカレーターは「駆け上がる人は左側に、立ち止まる人は右側に」。京都駅から地下鉄に乗っって、京都府立植物園へ。

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青い空に飛行機雲と噴水が、迎えてくれて、正門を入ってすぐの右側には、私の子供達の祖父の作品が待っていてくれた。

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一緒に行ってくれたyちゃんとsちゃんが、「あら~!麻子ちゃんがモデルになったの?」「えぇぇ!」「めちゃ安産型、足腰がしっかりしておる」「確かに」。

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台座には「追想」阿部正基作と、刻まれている。

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京都府立植物園には、あと2体の作品があるのだが、今回会えたのはこの1体のみ。次回のお楽しみにしておくことに。

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