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湯元荘東洋館へ

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やや冷えて薔薇の五月始まりぬ

5月に入って少し肌寒い。今日も事務所にきて書棚のなかを整理している。飽きてしまったので、旅の続きを書くことに。

下関に2泊した後は、Fさんは東京へ、Yちゃんは萩へ、Sちゃんは佐賀の武雄に。私は博多に。「じゃあね~!また東京であいましょう!」と、解散。

Sちゃんと博多駅で下車。

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もち吉本店へ。

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お土産を買って宅急便にて東京に送る。

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いなりあげ餅と草餅をいただいた後は、となりの東長寺へ。

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唐から帰国した空海の創建したといわれている。

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立派な門をくぐって中にはいると、またまた立派な五重塔が紅梅の後ろに。

ここで、じゃあね~!とSちゃんと別れるはずだったのが、「私も武雄温泉に行く!」。Sちゃんの従姉妹さんが経営している創業400年の伝統のある湯元荘東洋館へ。

因みにだが、あの宮本武蔵が巌流島の決闘の後に宿泊して、「五輪書」の相を練ったといわれている宿だ。最上級の部屋の泊まらせていただき、美人の湯に入って、美味しいお料理を堪能した。Sちゃんのおかげだ。

ところで、「五輪書」とは、宮本武蔵が59歳から亡くなる62歳の頃に書き記した兵法の書だが、戦闘哲学や思想が詳しく記されている。

以下ポイント

1、ひとつの道を究めよ。

2、勝利のためには、使えるものは全て使う。

3、平常心を保つ

4、常に先手をとる。

友人のMちゃんが、34年ぶりに開催された東京ドームで行われた井上尚弥が、ネリ(メキシコ)との対戦した試合の様子をラインで送ってきてくれた。

1ランド目で、ネリの左フックが井上の顎に着弾、尻もちをついた。が、焦ることもなく弱気になることもなく余裕を持って立ち上がった。その後6ランド、すぐにネリを倒した。その様は、まさに宮本武蔵の戦闘哲学だ。

野球の大谷選手しかりで、日本でこんなに素晴らしい若者達を見れらる。長生きしてよかった。

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