共同親権
シラサギに共同親権どう思う
離婚後も父と母双方が子どもの親権を持つ「共同親権」の導入を柱とした民法改正案が、19日から参議院で審議が始まった。この改正案は、離婚後に父と母のどちらか一方が子どもの親権を持つ今の「単独親権」に加え、父と母双方に親権を認める「共同親権」を導入するとしている。
父母の協議によって共同親権か単独親権かを決め、合意できない場合は家庭裁判所が判断する。新聞の切り抜きを整理していたのだが、飽きてしまったので、自然教育園に行った。
水生植物園にはシロサギが私の目の前に。
一羽で、優雅に水辺を歩いている。おひとりさまかな。
改正案には、ⅮⅤ(配偶者からの暴力)・虐待などを害する場合、裁判所が単独親権を決定するとある。しかし、子どもの利益や権利擁護の視点が欠落しているのではないかと。
そもそも、夫婦が離婚する原因のひとつに「子どもの育て方で意見が合わない」ことがある。(これは、離婚している私の体験からだが)共同親権になれば、子どもの進路や活動に父母の合意が必要になる。夫婦が不仲だから離婚する。当然に離婚後には顔を見たくないほどの心境になる。
子どもが行きたい学校に父親が反対したり、海外旅行に行きたいのに母親が反対したりした場合は、合意がないとまたまた父母の紛争に長期間巻き込まれることになる。そうなれば子どもが気の毒だ。
私の場合は、下の息子が18歳になったときに離婚できたので、親権の問題はなかった。スペインにいる娘は、当然に「共同親権」だったので、孫娘にはさせなくてもよい苦労をさせてしまった。
孫娘が4歳のときに、娘から「離婚したい」との電話があった。「もう少し我慢して、ソフィア(孫娘の名前)が18歳になるまで待ったら」「ママ、覚えてないの、ママが離婚届けを区役所に提出に行った帰りにあぁ~スッキリした!もっと早く離婚すれば良かったって言ったんだよ」。そんなこともあったかな~!
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