40年介護の妻を
青空や牛遊びおる草原に
北海道で獣医をしている知人から、「僕の職場です」と、メールで写真が送られてきた。自称「ふつ軽(フットワークが軽い)」の私なので、すぐにも飛んでいきたいところなのだが、、、。このところ、ご縁をいただいてお身寄りのなくて孤独死されてしまわれた方の死後の手続きをいう仕事をさせてもらっている。それもなんと2人なのだ。
年子の男の子を育てさせてもらった体験から「ひとりもふたりの同じ」という感覚が身についているのかも。ありがたいことだ。
さて、約40年間介護してきた妻を車椅子ごと海に突き落として殺害したとして、殺人罪に問われた男性(82歳)に対する裁判員裁判で、裁判長は懲役3年の実刑を言い渡した。公判で、検察側は妻の介護施設への入所が迫っていたことから、「妻と別れたくないという被告の身勝手な犯行」などど主張。一方、弁護側は「被告は責任感が強く(施設に入った後の照子さんの)将来を悲観した」などと執行猶予付きの判決を求めていた。」
私がこの被告の妻だったら、、、どうしてほしかっただろうか。海に突き落とされる前に、北海道の草原に連れていってほしかった。
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