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あちらにいる鬼

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あっちとこっちのどっちの鬼が怖い

寺島しのぶさん、豊川悦司さん、広末涼子さんが共演した映画「あちらにいる鬼」を銀座の映画館で観てきた。原作は、作家・井上荒野さんが、父である作家・井上光晴と母、作家の瀬戸内寂聴氏をモデルに創作した同名の小説だ。

全てが実話というわけではない。ひとりの男を巡って美しい妻と愛人という特別な関係を「単なる不倫もの」としてではなく、特別な人間模様として描かれている。

1966年、講演旅行をきっかけに出会った作家の長内はるみと白木篤郎は、それぞれに妻子やパートナーがありながら男女の仲となる。奔放で嘘つきな篤郎にのめり込むみはると、みはるとの関係を続けながら、次から次へと女を作ってしまう篤郎のことの全てを承知しながら心を乱すことのない篤郎の妻との生活.3人のおどろおどろしい関係性が生まれる中、突然みはるが出家することに。

姿形のよい俳優さんがスクリーンいっぱいに繰り広げる「濡れ場シーン」に圧倒された。輪廻転生があるとしたら、綺麗な女に生まれて、鬼になりたいものだ。

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2022年11月9日に瀬戸内寂聴さんの一周忌を迎えた。1956年に35歳の時に瀬戸内晴美の名で作家デビュー、女性の生き方を描いた作品を次々と発表し人気作家となった。恋愛に関しては、「雷に当たったようなものだ」と。数多い恋人について誰が一番だったかとの質問にたいしては、「みんなつまんない男だったわ」と。かっこいい!

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