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浅間山

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浅間山流れる雲に冬紅葉

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右は碓氷峠見晴台、左は熊野皇大神社。

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なんとなんと、山口誓子の句碑が、枯紅葉に囲まれて私を出迎えてくれた。「剛直の冬の妙義を引き寄せる」

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私の故郷(群馬)の山並みに、思わず手をあわせた。

ところで、なんで山口誓子の句碑が群馬県側にあるのだろうか。そこで、ネットで調べてみた。フリー百科辞典のウィキペディアによると、山口誓子は1901年生まれで、1922年に東京帝国大学法学部に入学。水原秋桜子、」山口青邨らと東大俳句会に。1926年東大卒業後に大阪住友合資会社に入社、1942年に退職。日本芸術院賞を受賞、1992年には、文化功労者となった。

そんな立派な俳人が読んだ句に出あうことができた。私は18歳まで群馬の剛直の冬を体験していたのだ。空っ風のなかを青洟を垂らしたおかっぱ頭の女の子が妙義山の麓で落ち葉拾いをしている。

 

 

 

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