秋雨
秋雨の冷たさに観世音菩薩
10月に入ってからTシャツからセーターにへと、急に涼しくなってしまった。あの暑さが懐かしい。9月は、成年後見人の資格更新のための研修と司法書士としてのあるべき姿の意識付けの研修に、久しぶりに緊張感があり充実していた。ウェビナーの研修なので、パソコンの画面での講義を受けてレポート提出と。今までの司法書士会館での会場での研修とは趣が違うので、少々戸惑ってしまったが、なんとか資格更新と研修が終了した。
今更ながらの話ではあるが、成年後見制度は、「認知症や知的障害で判断能力が不十分な人の生活を支援する制度だ。第三者がお金を管理したり、さまざまな契約の手続きを本人に代わりに行う仕組みになっている。2000年にスタートした制度だが、正直なところ使いがってがいまいちだ。
理由のひとつに、「利用し始めたら、被後見人が死ぬまで後見人を替えられない。」がある。
被後見人とその家族と後見人との相性が合わないことがあった場合には、お互いにストレスが高じて後見業務が上手くいかなくなることがある。そのような時は、私は、後見人を替えられるようにしたほうがお互いの幸せのためには良いと思うのだが、難しい問題だ。
今日は久しぶりに駒沢のアトリエで、相続についての相談を受けた。秋雨と観音様や大仏様に囲まれた面談室のおかげで和やかにお話しを伺えた。有難いことだ。
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