秋薊
秋薊峰よりも蝶の荒々し(滝春一)
9月25日日曜日、台風一過で朝から洗濯日和だった。9月2日に孫娘がスペインに帰ってから、気が抜けてしまっていた。
孫娘が使っていたタオルケットとシーツを洗濯して、青空に干した。青空に向かって深呼吸した。
歩いてから5分のところにある自然園に出かけた。「65歳以上は無料」。
自然園には、おひとり様の65歳以上のおじいさんとおばあさんがあっちこっちに。
都会の一等地での散策は超贅沢。木々に囲まれて心がまったりゆったり、ありがたいことだ。
あざみの歌のあのメロディーが、浮かんできた。そこで、ネットで調べてみると、あの歌は1949年にNHkラジオ歌謡で発表された日本の歌謡曲だ。ということは、私が1950年生まれだから73年前にできた歌だ。
山には山の愁いあり 海には海の悲しみや ましてこころの花園に 咲きしあざみの花ならば
高根の百合のそれよりも 秘めたる夢をひとすじに くれない燃ゆるその姿 あざみに深き わが想い
いとしき花よ汝はあざみ こころの花よ汝はあざみ さだめの径は涯てなくも かおれよせめてわが胸に
昔の歌謡曲は深い。
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