2022年8月
PLAN75
もし日本に75歳以上の高齢者が「死を選べる」制度があったら。
倍賞千恵子さん主演の映画「プラン75」を銀座の映画館で見てきた。倍賞千恵子さん演じる主人公は、夫を死別して一人暮らし。高齢を理由に清掃の仕事を解雇され、住む場所まで失いそうに。国の支援で、安らかな最期を迎えることができる制度「プラン75」を利用。死ぬ寸前に「生きよう~!と、死ぬ施設から脱出。丘に目指してよろよろと歩き、たどり着き丘から夕陽に向かって「林檎の木の下で明日また会いましょう~!」とハミング、涙した。
涙したあとは、なんだかスッキリ、心の垢が取れたのかも。
この映画を観てから数日後に「死ぬってどういゆことなんでしょう」って、私が尊敬する先輩に伺ってみた。先輩は、珍しくまじめな顔で、麻子ちゃん、「生きることだよ、死ぬまでの間をどう生きるかが、死ぬということなんじゃないかな」
「先輩~!明日また会ってください!」
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