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見返り美人

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三連休の真ん中日に、「見返り美人図」の作者の浮世絵の祖である菱川師宣生誕の地の鋸南町に行ってきた。朝7時に目黒駅を出発、川崎のトヨタレンタリースで中型車を借りて、息子の運転で東京湾アクアラインを通って、君津から房総の海辺を眺めながら記念館へ。息子は、ニューヨーク州の弁護士登録後に、血管芽種という病魔に襲われてアメリカから帰国、東大病院において約20時間にわたる手術を受けてきてから5年、まだ後遺症で苦しんでいるが、車の運転ができるようになった。アメリカのロサンゼルスのロースクール時代は、休日にはあっちこっちに車で出かけていたので、車で高速道路を走ると、「ちょう~きもちいい~!」状態になるようだ。医師から「元には戻らない、車いす生活になる可能性が大」と言われていたのだが、ここまで奇跡的に回復した。感謝しかない。

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海辺からは雪をかぶった富士山が。

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記念館に入ると、天皇殿下のお妹さんの黒田さやかさんによく似た可愛らしい女性が「いらっしゃいませ!」と、満面の笑顔で迎えてくださった。

素敵なお嬢さんに「師宣」ってなんて読むんですか?「えぇええ~!」息子は、「麻子さん!やめてよ!センター試験に落ちるよ」「私の時にはセンター試験は無かったよ」「よかったね~!」「そうだね~!」

菱川師宣(ひしかわもろのぶ)は、鋸南町で1630年頃に生まれて江戸に出て江戸の庶民を題材した風俗をこまめに描いた。「浮世」と呼ばれた当時の世相を反映したのが「見返り美人図」だ。

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江戸の版画をゆったり楽しんだ。

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記念館を出たところには東京湾フェリー港が。青い空に見惚れてしまった。

 

 

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