« 遺産争い、長期化にリスク | トップページ | 千両・万両 »

冠を正して

Icrmbb2

久しぶりに、公益財団法人斯文会主催による「湯島聖堂文化講演会」が開催された。演題は「冠を正して逝った人びと」。ご縁をいただいて私はこの会の評議員をさせていただいているので、親友のYちゃんを誘って参加した。やはり直接に講師の先生のお話しを「生」で、伺うのは楽しいことだ。

講師の先生は、あの森鴎外のひ孫さんの小堀鷗一郎先生。東京大学医学部卒業の医学博士で、国立交際医療センターに外科医として約40年間勤務。定年退職後、埼玉県の病院に赴任し、在宅医療に携わってこられた。

小堀先生がとても素敵だったので、講演会場の入り口近くで、厚かましく「先生~!とお声をかけさせていただいた。先生は、「どこかでお会いしてますかね?」私は、「いえ、お会いしてません、お会いするのは今日が初めてです」。

Img_4776_20220114182501

小堀先生は、訪問医療医としての看取りの経験をもとにお話しくださった。「本人とその家族にとって最も望ましい死は何かを考える」ことが大切なのでは。また、先生は、「患者とその家族が望む最後の時間を実現する後押しをするのが自分の仕事と考えるようになった」と、話された。

先生は、私の亡くなって長兄と同じ年齢だ。先生の凛とした立ち姿に兄を想った。

小堀先生は、ご講演の終わりに、お母様のお祖父様の森鴎外がお書きになった「妄想」を引用されて、森鴎外は自分の生き方を貫いた人だった。と話された。「妄想」を読んでみよう。

 

|

« 遺産争い、長期化にリスク | トップページ | 千両・万両 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 遺産争い、長期化にリスク | トップページ | 千両・万両 »