« アメリカオニアザミ | トップページ | 日の出 »

金色夜叉

Img_5352

5月15日は、仕事で熱海に出かけた。流石に新幹線の自由席もガラガラ状態。ありがたいことに仕事が想定外にスムーズに終わったので、折角来たのだからと、おひとり様で熱海の海岸を散歩した。

「熱海の海岸散歩する、寛一お宮の二人ずれ、共に歩むも今日限り、共に語るも今日限り」懐かしいフレーズが。前と後ろには、若い二人ずれが手をつないで散歩している。「いいなぁ~!」。

銅像の前に行ってみた。下駄でお宮さんが足蹴りにされている。「痛かっただろうね~!」

Img_5353

なんと、尾崎紅葉の顔の写真が石に貼り着けられていた。メガネを外して近寄ってみると、「端正な、私の好みのイケメン君」が、36歳にして亡くなってしまった尾崎紅葉だ。まさに「美男子薄命」

Img_5351

これは、2代目お宮の松。

Img_5350

熱海の海はおだやかだ。

気になって、ネットで調べてみると、「金色夜叉とは、愛欲と金銭欲との葛藤を描いた尾崎紅葉未完の明治時代の小説」。尾崎紅葉が執筆中に亡くなっていなければ、どのような展開になったのだろう。それにしても「金色夜叉(富と鬼)」という題名が、なにやら生々しい。

暇なので、この小説の「あらすじ」を調べてみた。以下引用。

貧乏学生の貫一は宮と許婚であったが、宮は貫一を裏切り金持ちの男と結婚することになった。貫一は月の輝く夜、熱海の海岸で宮と会い、その話を聞き怒りに震えます。そして、「来年の今月今夜、俺の涙で必ずこの月を曇らしてみせる」と叫ぶ。許しを購う宮を履いていた下駄で蹴る。その後、貫一は復讐のために高利貸しとなり、大金持ちになる。宮は、成功した貫一に許しを講う手紙を送り続けるが、貫一は開封しなかった。しかし、時が経ち貫一が宮からの手紙を開封するようになった、というところで終わっている。

「下駄で、女を蹴る男なんていやなやつなんだろう」と、銅像を見て、一瞬思ったのだが、「お宮さんって、お金持ちの男が好きなだけじゃん!?蹴られてもしょうがないじゃん!」。

 

 

 

|

« アメリカオニアザミ | トップページ | 日の出 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アメリカオニアザミ | トップページ | 日の出 »