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日の出

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海つばめ日の出に肺を清めたり(阿部みどり女)

熱海の海岸を歩いていると、海の面しているホテルの入り口には「空室あります」の看板が。「いつ死ぬか分からないし、そのうちといううちもないおひとり様なんだから」と、泊まることにした。

ホテルの部屋の真ん前には初島が。熱海からの初島行きの運航船がゆっくりと航海していた。風呂にて汗をながしたあとは、まずビール。「優雅なおひとりさまにかんぱ~い!」。

夕食後、うとうとしていると、窓の外には空一杯に花火が。なんと、熱海の花火大会だったのだ。「ラッキー!」

早寝早起きが身についているおかげでこの日も日の出前に目が覚めた。カーテンを開けると目の前には

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思わず、手を合わせた。

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水平線から朝日が昇ってきている。

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最上階にある露天風呂からは海に写る光の道が見えた。なんだか目頭がじわっとしてきた。心にべったりとついてしまっている垢が少し取れたようだ。

「光と海つばめ」で、思い出した詩がある。坂村真民先生の詩「鳥は飛ばねばならぬ人は生きねばならぬ」だ。 

「鳥は飛ばねばならぬ 人は生きねばならぬ 怒涛の海を飛び行く鳥のように混沌の世を生きねばならぬ 鳥は本能的に暗黒を突破すれば光明の島に着くのを知っている。そのように人も一寸先は闇ではなく光であることを知らねばならぬ。」

 

 

 

 

 

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