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2020年11月

菜の花

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11月28日品川から京浜急行に乗り、京急久里浜駅で降りて、レンタカーで三浦海岸をうろうろ徘徊してきた。「相模湾に突き出た小高い丘から富士山と青く広い海と空そして菜の花が楽しめる。東京ドーム5.2個分(24ヘクタール)の広大な田園がソレイユ(太陽)に育てられている。」ネットでみつけて、早速にでかけた。

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菜の花がしあはせさうに黄色して(細見綾子)

なんで11月末に菜の花が楽しめるんだろうか。もしかして造花かも。気になると、いてもたっていられなくなって、ステイホームの禁を犯して、見に行ってしまった。本物の菜の花が咲いていた。

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手前は写真、後ろは本物だ。

残念ながら富士山を拝むことはできなかったが、青く広い空と白い雲と、黄色の菜の花を堪能させてもらえた。

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ソレイユの丘から相模湾の青と空の青と白い雲とを楽しんだ。コロナ過のこんななかの青い空。

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シクラメン

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シクラメン花のうれひを葉にわかち(久保田万太郎)

大好きな友人が、自宅の近くの懇意にしているお父さんとお母さんと3人の息子さんが丹精こめて作っている花屋さんからシクラメンを送ってくれた。ピンクとホワイトのグラデーションが微妙に調和していて優しい気持ちになれる。

「真綿色したシクラメンほど清々しいものはない 出会いの時の君のようです ためらいがちのかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました

薄紅色のシクラメンほどまぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました

疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう」

シクラメンは和名では、篝火草というらしい。花は炎のようで、かがり火を思わせるところから、カガリビソウとの名がある。そういわれてみると、燃えるような深紅色のシクラメンがこの季節には花やさんの店頭を飾っている。シクラメン遠くどこかで火山噴く(立松のぶを)

シクラメンは、地中海沿岸地方が原産地で、元来は3~4月に花なんだそうだ。栽培技術の発達で、仲秋のころから鉢物が出回り、暮れから正月にかけて家庭で楽しめることができるようになった。ありがたい。ステイホームで、今年は鉢植えの花をじっくりと楽しみ、味わいたいたいものだ。

「薄紫のシクラメンほど淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかおりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました」

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ピラカンサ

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今年最後の三連休は行楽日和だった。昨年は青森の八甲田山と十和田湖に紅葉がりの出かけたが、今年はコロナ禍で都内をうろうろした。生垣や玄関脇には、赤い実がたわわに枝にしがみつくように実っている。ピラカンサスは、バラ科の植物で、とげが多くあるのが特徴だ。

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枝がしなってしまうほどの実は、おへそのような切れ込みがある。

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雲ひとつない青い空に緑の葉と赤い実がよく映える。枝には細かいとげがあるので、防犯にもなるからということで、玄関脇に植えられるようだ。

gotoトラベルや、gotoイートで行楽地や飲食街は賑わっているようだ。私も出かけたいのだが、今年いっぱいは控えることにする。テレビに映る嵐山の紅葉をみて、我慢している。

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光の大噴水

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「競馬のない日はメガイルミ」自宅のある品川区内にある大井競馬場にマスクをして出かけた。浜松町からモノレールに乗って8分「大井競馬場前」駅から徒歩2分Img_4095

「興奮」2頭の競馬馬の看板が。

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「期待」

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綺麗なお姉さんと白馬が2頭待っていてくれた。思わず、「かっこいい~~!

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光の競演のオンパレード。

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人工のオーロラも見られた。以前、ノルエーでみたオーロラも素敵だったが、人工もそれなりに楽しい。コロナが終息したらカナダのイエローナイフの本物のオーロラを見に行きたいものだ。

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銀杏

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このところ、暖かい日が続いている。本郷3丁目の不動産会社にて不動産売買に決済のために、事務所から歩いて本郷3丁目まで出かけた。上野公園の銀杏が色づいていた。

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湯島では、昔の関東財務局の跡地の銀杏は鮮やかな黄色だ。空の青と白い雲に見とれてしまった。

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湯島の先は東大病院入り口だ。息子が東大病院に入院していた頃は、毎日ここを通っていたのだ。あの頃のことを思い出すと、ただただ感謝あるのみだ。「死を覚悟した人間は強い」。息子のおかげで、母息子はともに強運であることに気づくことができた。

昨日は、息子がリハビリを兼ねて、レンタル自転車で目黒駅から事務所のある上野まで来た。奇跡的な回復だ。有難い。

不動産の決済も無事に終えて事務所に戻り、登記は電子にて申請した。昔は登記所に申請書を提出に電車に乗って行っていたのに、今では登記所にいかなくてもよくなったのだ。これから世の中もっと便利になることだろう。10年後、20年後、孫たちが大人になる頃はどんな世界になるんだろう。元気で長生きして様変わりしている様子を見てみたいものだ。

 

 

 

 

 

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コロナ過のレストランテマサエ

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新型コロナ感染拡大、スペインのサンチェス首相は、非常事態宣言をして夜間の外出を禁止した。私の娘の正恵は、スペインのグラナダで日本食の「レストランテマサエ」を経営している。ラインで、「ママ~!夜の営業ができなくなった!この国の人達は、夜を楽しむのに、、、、」

「そうだね~!飲食業で、夜の営業ができなくなるって大変なことだよね~!」「首相は、非常事態宣言は12月9日までの予定だが。議会の承認を得たうえで来年5月まで延長になるかもしれないんだって、」「そりゃ大変だ!」

「どうしよう~!」迷子の子猫状況だ。迷子の子猫に犬のおまわりさんは、「ワンワンわあ~ン!」と、泣くしかない。

しばらくして、娘から「おばあちゃんが、遠足や運動会の時に彩りきれいなお弁当を作ってくれたよね!」「うんそうだったね!ママは作ったことないけど」「これからは、お弁当を昼間に販売してみる」「なんでもいいからやってごらん」

ラインに「昆布を大量に送ってください、よろしくお願いいたします」「了解、すぐに送ります」早速に、昆布を航空便にて送った。なんと、昆布代より送料の方が高かった。

「親」という漢字を分解してみると、「木のうえに立って見る」。足腰が丈夫でないと、木から落ちてしまう。明日から毎朝の10分の体操後にスクワットを少し増やそう。「親はいる」お互いに頑張ろうね!

コロナ禍のこんな中だからこそ焦らず、恐れず、いじけず、腐らず、負けず、「あおいくま」で、頑張りたいものだ。

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石蕗の花

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ちまちまとした海もちぬ石蕗の花(一茶)

城ケ崎海岸の公園には、石蕗の花が咲いていた。ならんで、水仙が来年の冬の開花に備えて凛として生えている。キク科の常緑多年草。暖地の海辺に自生している。禅味のあるひなびた美しさうえに風流人に愛されている花だそうだ。

アメリカ大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領への政権移行が異例の展開をたどっているらしい。トランプ大統領が敗北を認めない。政権への引継ぎができない状況が続けば、、、私の長男が約5年近くにアメリカにいたので、アメリカの状況を細かく解説してくれる。アメリカがどうなろうと私には関係ない、のんきおばさんだったのだが。

トランプ氏によるサポルタージュが長引けば、安全保障に影響がでるかもしれない。中国やロシアは米国の政治空白のスキをついて挑発行為に出る可能性が。ということは、あの島も中国のものになってしまうのだろうか。

 

 

 

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マグロ丼

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城ケ崎海岸では、若い男性がイケメン君をモデルに撮影をしていた。「メイアイテイクアピイクチャ」「シュア~」「イズイットオッケー、イフアイポストデスピクチャー、マイブログ」「オブコース」

「やったー!」一瞬にしてイケメン君の写真が撮れた。ひとりでにやにやしながら眺めている。レバノンの遺跡で撮らせてもらったイケメン君と同じタイプだ。歳をとっても好みは変わらないんだ。

いよいよ、「まるつね」さんへ。予約なしで待たずにお店に入れた。早速に「美味しいビールと本マグロ丼を注文」お店のお姉さんが、「特性のチラシ寿司丼も美味しいですよ」との、お勧めがあったので、それも注文。お腹も心も満たされて幸せを満喫。借りた自転車は、500円払って、市場のなかの自転車やさんに返却して、帰りはバスに乗り、三崎口駅に。ラッキーなことに京急の特急にすぐに乗れて、目黒駅には、15時45分に到着。家に帰って風呂に入り、筋肉痛にならないようにマッサージをした。楽しい一日に感謝。

 

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城ケ崎海岸

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11月7日天気予報によると、「朝のうち曇り午後から曇り」とのことだったので、朝8時に目黒駅を出発、品川から京急線に乗り換えて三崎口まで行った。

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駅の看板をよ~く見ると、「三崎マグロ駅」そうだよね、マグロだよねぇ~!美味しいマグロを食べたい。まだ10時、「うらりマルシェ」まで、歩いていくか、バスでいくか。

目の前にレンタルサイクリングの看板があった。早速覗いてみると、私よりも若いおじ様が笑顔で手招きしている。「城ヶ島まで自転車で行きたいんですが、私でも自転車貸していただけますか」「はい、料金さえ支払ってくれれば貸すよ」「では、貸して下さい」3時間利用で、900円、1日利用で1600円」「3時間でお願い致します、が、万が一ここまで3時間で戻って来れなかったら、途中で乗り捨てることはできるんですか」「出来ます、但、乗り捨て料金として500円支払って下さい」「了解です、有難うございます」。Img_4037

ヤマハ電動アシスト自転車に乗って、三崎口駅を出て、横目で大根畑を見ながら、後ろからくる車にぶつけられたらヤバイことになる。「自転車に乗っていたおばあさんが、車と接触して大怪我をした」なんて、ことにならないように、真剣に走った。ゆるくて長い坂道や少しきつい登り坂を上がったりくだったりしたあとは、城ヶ島大橋を渡り、城ケ崎海岸に着いた。曇り空と白い波しぶきのコラボが趣がある。汗ばんでいた身体には、海風が心地よい。

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文化の日

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11月3日、次男家族と宝登山に行ってきた。熊谷駅9時35分に集合、そこから秩父鉄道に乗って長瀞駅まで。

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レトロな昭和の駅に着いた。懐かしい、私の田舎の群馬県の安中の駅もこんなだった。Img_4016-1

早速に記念撮影

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三太郎君達と嫁。一番下の真ちゃん、真ん中の直ちゃん、お兄ちゃんの正ちゃん、三人合わせて正直、真ちゃん、次は、実ちゃんかな、正太郎、直太郎、真太郎、実太郎、妄想がどんどん膨らむ。

三日前に次男から「子供達と宝登山にハイキングに行くけど、行く?」とのラインがあった。「行く」と返信。「熊谷駅に9時35分までにきて」「了解」。朝起きると生憎の雨。有難いことに長瀞駅に着いたときにはそこそこの天気だ。

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宝登山のぼり口に着いた。この看板のおかげで、「僕、これに乗りたい!」「えっえっ、ハイキングにきたんだよね、歩いていこうよ」パパが言っても、「いやだ、僕絶対これに乗る」三才児は言い張る。パパは、「じゃ、2班に分かれよう」「麻子ばあばあどうする」「どうしようかな」三才児は、「麻子ばあばあは、僕と一緒に乗る」手を離さない。生まれて始めてかも、男の子からこんなに迫られたのは。

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ロープウェイに乗って、宝登山の山頂に着いた。この子が大きくなったら、月にロケットで一緒に行ってみたいものだ。

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タネは誰のものその2

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映画の後に、山田正彦氏と原村政樹氏のお話があった。山田氏は70代、原村氏は60代、お二人ともお若い。志を持って人生を生きている人、独特のオーラを感じた。

監督は,訥々と話された。「今年の2月ごろ、種苗法の法改正の動きが騒がれ始めました。法改正は、良くないという意見と、必要だという意見が真っ向から対立しています。確かに、自家採種している農家の人にとってみれば、大きな打撃です。一方、種苗開発者にしてみれば、『待っていました』ということになります。

どちらの言い分を聞いても『なるほど』と思います。そこで、この作品では、理屈で対立するよりも、実際に作物という命をタネから育てている人達が、どのような人たちで、どうゆう思いをこめているのか。そういう彼らのこころを伝えたいと思いました。

撮影を始める前、私自身、種苗法はなかなか理解できませんでした。正直、扱うのが怖かった。僕の力では、これを表現することは難しいと思っていました。しかし、農業現場の人達の話を聞いているうちに、この法律は危ないと思うようになりました。もし改定するのであれば、育種農家も自家増殖農家もお互いが納得できて、対立するのではない改正をしてほしいと思います。」監督の実直なお姿に、弟に会ったような、優しい気持ちになった。

プロジューサーは、切々と話された。「同法案のなにが問題なのか。同法が成立すると生産者にどのような影響ができるのか。メディアはほとんど報じていない。拙速な法案成立は日本の農業に取り返しのつかない禍根を残す可能性があります。さらに、同法案は、11月の始めから、衆議院で審議されます。閣議決定の時点で施行日が12月1日と定められています。地元の国会議員に『慎重に審議してほしい』と要望をして下さい、そしてひとりでも多くの方にこの映画を見てもらいたい、よろしくお願いします」。

山田正彦氏は、弁護士で元農水大臣で、若い頃、五島列島の福江島にて農業もされたご経験がおありだとのこと、「なんとしてでも日本の農家を守りたい」との一途な思いと深い気迫に、心が熱くなった。

 

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タネは誰のもの

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「タネは誰のもの」の完成披露上映会に日比谷公園の中の日比谷図書館文化館の地下にある日比谷コンベンションホールに行ってきた。上映会は14時30分からなので、散歩を楽しむために少し早めに日比谷公園に。

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都心のど真ん中にこんなに素敵な池があった。公園には、若者たちがいい感じで間隔をを取って散歩をしていた。どこからとなく素敵な歌声が聞こえてきた。野外音楽堂で、マスクをした若者たち約10人が、輪を作って神さまを賛美する唄を英語で歌っていた。「若人や天にとどけけと賛美する」

その後、日比谷図書文化館に、予約していたチケットを受け取って会場に。プロジューサーの山田正彦氏が笑顔で迎えてくれた。そのあと監督・撮影・編集をされた原村政樹監督に、ご挨拶を。

会場は、コロナ過で席は密にならないように一つ開けて座る。ほぼ満席。素敵な女性が多い。もしかしてあの女優さんの柴咲コウさんが以前タネのことを話されてそれが、週刊誌に載ったからかもしれない。いよいよ映画が始まった。

「タネは誰のもの」ナレーションは、江原啓之氏。えっえっ、あのオーラの泉の、、、なんでかな。それはさておいて、北海道から沖縄までの様々な農業の現場の映像に釘付けになった。

2020年6月に国会成立が見送られ、継続審議となった「種苗法改定」の動きに対して賛否が渦巻く中、自家採種・自家増殖している農家と種苗育成農家の声を伝えるために作られたドキュメンタリー映画だ。「種苗法改定(案)」が日本の農業を深刻な危機に陥れる可能性があることが、実際に農業をしている方たちのお話と専門家の解説で、少しだが理解できた。

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