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付言事項

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青空にノウゼンカズラ咲き誇り

遺言書保管所で、受付から終了まで約2時間かかった。遺言の保管証明書を受領。その帰り街路樹のノウゼンカズラが青空のなか眩しい太陽に向かって咲き乱れていた。

ところで、遺言書にはどんなことでも書いていいのだろうか。もちろん何を書いてもいい。遺言書には、遺産の処分(誰にどの不動産をやるか、どこの団体に寄付するか)などのこと以外に「言い残したいこと」を、書くことを「付言事項」という。遺言書の全文でも後文でもどちらでも良い。が、一般的には、全文で、遺産の分け方を書いて、そのあとに添え書きとして書かれる。

そもそも遺言書は、遺産を残したい人に相続させたいために、さらに遺産争いをしてほしくために書くのであるから、「遺産分け」した理由を書いておいた方が好ましい。

遺産の分け方のみを書いてある遺言であると、内容に不満のある相続人が出てきてしまうことが往々にしてある。「遺留分」のことを念頭に入れて書いていても、すべて公平に等分に遺産を分けることは至難の業だ。特に不動産が遺産の多くを占めている場合は揉めるケースがある。たとえば、「都心の一等地を長男に、北海道の山林を次男に相続させる」との、遺言だと、次男の嫁からはなんで、兄弟でこんなに差があるの?と、いうことになる。

そこで、遺言者は、どうしてこのような遺産分けをしたのか、その理由を書いておくと、「ああそうなのか」と、しぶしぶと納得してくれるかもしれない。が、それでも、揉めるときは揉める。

 

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