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寄与分とは

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線路わき太陽のなかカンナ燃ゆ

久しぶりにわかりやすい相続法解説の本を書棚から引っ張りだして、ページをペラペラとめくっていたら「寄与分とは」が目に入ってきたので、勉強することにした。

寄与分とは、相続人の中に被相続人の財産維持に貢献した者がいた場合に、なにをしたから遺産が残ったのか、その貢献度に応じて遺産を受けとれる制度である。

では、なにをしたから、寄与分が認められるのか。次の要件がクリアできないと、寄与分の請求は難しい。① 家事従事型 ② 金銭出資型 ③ 療養看護型 ④ 扶養型 ⑤ 財産管理型があげられる。

①家事従事型は、故人の事業を手伝って財産を増やして、無償または少ない給与しか受け取っていない場合。

②金銭出資型は、故人が老人ホームに入居する際の費用を負担していたり、故人の借金を弁済していたりした場合。

③療養看護型は、故人の介護を長期間にわたって仕事もやめて専念してした場合。

④扶養型は、故人の生活費を負担していた場合。

⑤財産管理型は、故人の不動産を売却する際、故人に代わって手続きをしたり、入居者との立ち退き交渉にあたったりして場合。

世の中には、「子供が親の面倒を見るのは当たり前でしょう」と、いう人が多い。私の体験だと、親の面倒を見ていないからそのようなことが言えるのだ。私が成年後見人の仕事をして感じたことのひとつに、「在宅での介護をしている家族の大変さ」がある。高齢になり身体が思うように動かなくなると、いろいろなところに不具合が生じてくる。介護するほうも更年期障害等が加わって疲れがでてくる。

いままでの日本人は、「夫婦、親子、兄弟姉妹は、お互いが支えあってくらしましょう~!」というものだった。あえて法律で規定されている。「民法第7章扶養第877条(扶養義務者)直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養する義務がある。」

 

 

 

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