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こころの相続その2

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8月30日、安部首相が辞意を表明された。持病が悪化されてこれ以上日本国のリーダーとしての職責を全うできないからだとのこと。お疲れ様でした。ご病気の治療に専念されてください。

今日は8月最後の日曜日だ。朝から青空が広がっている。駒沢のアトリエに掃除にでかけた。窓を全開して生暖かい風を部屋いっぱいに。タオルを首に巻いて、床拭きと作品を丁寧に拭いた。駒沢の私のアトリエにある男性の像のレプリカの一体は、東北大学のキャンパス内にある。モデルは、大学でラグビーの選手をしており大学卒業後に病に倒れて、若くして亡くなったとのこと。この像は、仙台の山で、登山の合宿中に事故で亡くなった学生の霊を慰めるたにつくられた。遭難した山の岩が台座となっている。

以前に、私の大好き友人がアトリエに来てくれた時に、この作品の前で手を合わせていた。初恋の人のように思えたらしい。彼もまた若くして亡くなってしまったのだ。鍛え上げられた身体と俯いているもの哀しい表情に、人の世の無常を思う。義父が亡くなった後にかつて嫁だった私が、作品の管理を任された。正直いって私には重荷だった。重いブロンズ作品を管理するために床を補強してと、思いのほかにお金もかかった。「なんで私がやらなければならないの?」と。

玉のような汗をかきながら、作品を拭いていると、義父の作品から「ありがとう~!」の声が聞こえてきたような、なぜか汗と一緒に泪が。こころについていた垢が泪で流れているような、、、あっ、これが、「こころの相続」なのかもしれない。

 

 

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