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遺留分とは

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8月1日、梅雨明け宣言があったので、午後に目黒から羽田空港経由で、海ほたる下の湾岸道路を通って千葉県富津市に夕日を見に行ってきた。かなやの魚師料理をいただいた後に、

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「天然温泉海辺の湯」の露天風呂から日暮れ時に夕日を堪能した。

ずーっと気になっていた「遺留分」について、基本から学ぶ直すことにする。遺留分とは、一定の相続人に必ず留保される遺産の一定割合のことをいう。「遺留分のある相続人は、1、配偶者 2、直系卑属 3、直系尊属である。遺留分は、各相続人の法定相続人の2分の1だ。が、直系尊属のみが相続人である場合は、3分の1となる。」(民法1042条1項・2項)この制度が作られた背景には、残された相続人の生活保障や、被相続人と一緒に財産を形成した相続人に対しての清算するという側面もある。それゆえに、子供がいない場合のみ、つまり配偶者と親が残された場合には、直系尊属にも遺留分がある。

以前の遺留分の話が頓挫してしまった理由は、遺産の金額が多すぎてしまったので、具体的に計算ができなくなったきたからだ。そこで、同じような轍を踏まないために。今回は、「お父さんの遺産の価格は1500万円、負債が500万円あった(贈与した財産はない)お母さんと長男と長女が相続人だ。1、それぞれの遺留分はいくらか。

(民法1043条1項)遺留分を算定するための財産の価格は、被相続人が相続開始の時において有した財産の価格にその贈与した財産の価格をっ加えた額から債務の全額を控除した額だ。債務が500万円あったから遺留分の基礎となる額は、1000万円。お母さんの遺留分は4分の1だから250万円、長男長女はそれぞれに125万円ずつとなる。長女が遺留分の125万円を放棄したとしたら、どうなるのだろうか。長男の遺留分が増えるのだろうか。

答えは「増えない」。遺留分は、各相続人の固有のものであるので、他の相続人が放棄しても増えることはないからだ。因みに相続開始前遺留分の放棄は、家庭裁判所の許可がなければできない。(1049条1項)相続開始後は自由に放棄ができる。

 

 

 

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