脱ハンコ化
感染者200名越えが続いている。八月にスペインのグラナダにいる孫娘と娘が昨年の暮れから日本に一時帰国するために、航空券の手配をしていた。ラインで、「日本には行けない、予約してある航空券をキャンセルした」と伝えてきた。「ママ、大丈夫?東京の夜の街が大変なんだって」「大変っていえば大変だけど、どこもかしこも大変だよ」「ママって、志村けんさんと同じとしだったよね!」「それがどうしたの?」「高齢者がコロナに感染すると大変だから、気を付けてね!」「ありがとう~!」
スペインのグラナダで「レストランテマサエ」を経営している娘は、想定内の悪銭苦闘をしているようだ。7月10日、8月まで約20日しかない。スペインでは8月は1か月お店はお休みになる。「大変だね~!お休み間、従業員さんのお給料を支払わなければならないんでしょう~、大丈夫なの?」「大丈夫、緊急融資をうけるから」。弱音を母親の私には吐かない。私以上に気丈だ。誰ににたんだろう。
孫娘の写真を見ながら、この子が日本に来て日本の大学に入るまでは、なんとしても元気でいたいものだ。
ところで、今朝のテレビのニュースを見ていたら、リモートワークをしている人が、一週間に一度、書類に上司にハンコを押印してもらうためだけに、30分だけ会社に行かなければならいない状況が報じられていた。脱ハンコになれば、そのような無駄なことをしなくてよい。さらにあらゆる契約がメールでやり取りができるようになれば、さらに契約書がパソコンにて保管するようになれば、ぺーパーレス化になる。そうなれば、昨日の特養老人ホームでのあの3時間が節約できる。
| 固定リンク
コメント