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遺留分制度

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昨日は、被成年後見人の仕事で銀行廻りをした。銀行の窓口での対応の違いに戸惑う。私の肩書の表示の仕方がある銀行は、「被成年後見人誰某成年後見人阿部麻子」別の銀行は、「成年被後見人誰某成年後見人阿部麻子」。待つこと30分、どっちでもいいんですが、私が成年後見人なんですから手続きをお願いいたします。「上司に聞いてきます」待つこと30分。受付で30分待たされたこと加えると、成年後見人は忍耐が必要だ。「わたしまつわ~!いつまでも待つわ~!」なんて、鼻唄歌ってみた。待つわ~待つわ~!あの「あみん」のハーモニーが。

今回の相続法は昭和55年以来、大きな見直しがされておらず、約40年ぶりの改正になった。その間、少子高齢化が進んで、家族形態が様変わりしてきた。「親孝行したくないのに親がいる」。夫婦の関係も変わってきた。

友人からラインに「幸せになりたいの 嫌よ、あなたと別々なんて、、、そんなの私じゃないから。一生私の愛するひとだから、おねがい。」(結婚前のあなた)「おねがい。、だから 私の 愛する人はあなたじゃないから。一生なんて、、そんなの私嫌よあなたと別々に幸せになりたいの。」あれから40年。12179058327507

お父さんが、「私のすべての財産を愛人の阿部麻子に遺贈する」という遺言書を作成していたとすると、お母さんは、「えっええ~どこの馬の骨だかわからない麻子に、自宅をとられたしまう」そこで、お母さんは、私には「遺留分がある」。泣いてなんかいられない。ということで、「遺留分侵害請求」をする。

今回の相続法の改正では、配偶者居住権の創設や、婚姻期間20年以上の夫婦間での贈与に関する持ち戻し免除の意思表示の推定など、配偶者を保護する規定が新たに設けられている。また、遺留分制度に関する見直しがなされている。

では、お母さんは、お父さんの愛人麻子に対して、いくら請求できるのか?お母さんの遺留分は法定相続分の2分の1だ。ということは、仮に愛人に遺贈したお父さんのすべての財産が2億円としたら、2分の1の2分の1は4分の1となるから、5000万円を請求できることになる。これに、息子と娘が参戦してくると、子供の法定相続分は2分の1の2分の1のまた2分の1ということで、子供2人だからそれぞれ8分の1宛。2500万円ずつ請求できる。(やばぃ、計算まであやしくなっている)

2億円の不動産を愛人麻子が「遺贈による所有権移転登記」をしてしまった。改正前は、お母さんと子供達は、裁判所に訴えて、「遺留分減殺請求を登記原因として、所有権一部移転」の登記をする。その結果、不動産は4名の共有となってしまう。「売るに売れない不動産」となってしまうのである。

 

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