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遺留分

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線路沿いこんなところにひめゆりが

昨日は、「松本清張の黒革の手帳」米倉涼子さん主演のテレビドラマの全編をネットフリックスでみた。テレビ画面の前にソファーを移動し、昼呑みしながら約数時間も「ステイホーム」を楽しんだ。夕方、雨が止んだので、老眼鏡を作りに出かける途中に黄色のひめゆりが咲いていた。ドラマのシーンが蘇る。「あんたなんか、ひとりでのたれ死ぬわよ」「のぞむところよ」。昔も今も、男は強い女が好きなんだ。

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さて、今回の相続法の改正のポイントその3は、「遺留分が金銭しはらいで要求することが可能に」になったことだ。ところで、「遺留分」って、なあ~に!

遺留分とは、一定の範囲の法定相続人にみとめられる最低限の遺産取得分のことだ。万が一、お父さんが「目黒ブリリタワーの最上階の部屋を愛人の麻子に遺贈する」旨の遺言書を残して死亡した場合、お母さんと子供は、お父さんの遺産を愛人に一部取られてしまう。このような時に子供は「冗談じゃないよ」と、遺留分を請求できる。では、子供が先になくなっていてその子供がいる(孫)も遺留分を請求できる。但し、兄弟姉妹は遺留分は請求できない。

遺留分を請求することを、旧民法は「遺留分減殺請求」という。「遺贈」「死因贈与」「生前贈与」等で、遺産が、よその人のものになってしまった場合に、「全部とはいわないから半分くらいは返してよ」という権利だ。

遺贈とは、遺言によって遺産を分与することだ。死因贈与とは、死亡を原因として財産を贈与する贈与契約だ。

このところ多くなってきたのが、「遺産争族」の相談だ。相談者ご本人がご自分の財産を誰にどのように残したいか、じっくりとお伺いする。高倉健さんのように、「お世話になった人に残したい」という場合、お子さんのいる方であれば、「死因贈与」を、お子さんのいない方なら「遺贈」をお勧めする。両方とも公証人の先生にお願いして「公正証書」にしておく。不動産を死因贈与にした場合は、所有権移転請求権仮登記もする。が、気の弱いお父さんだと、「登記をすると、家内や娘にバレちゃうよね」「もちろんです」。この提案は「却下」されることが多い。

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