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自筆証書遺言の方式緩和

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巣ごもりのおかげで、生まれてはじめて、息子と二人三脚で「かぼちゃプリン」を作った。やってみてわかったことは、「手間を惜しむことなかれだ」。お味のほどはまあまあだが、「費用対効果」を考えると、「うまい~、絶品!」。

さて、民法改正のその2は、自筆証書遺言の方式緩和だ。ここで確認。遺言には、自筆証書遺言、公正証書遺言及び秘密証書遺言がある。これまでは、自筆証書遺言は「全文、日付及び氏名」を全て自書し、これに印を押さなければならない。さらに、加除その他の変更についても厳格な方式が定められていた。

約35年前、大正3年生まれの母が「独立宣言」をしたときに、私は母に自筆証書遺言を書いてもらった。もちろん私が下書きをして母に清書させた。母に不動産の所在や、預金通帳番号等を書かせずに、「私のすべての財産を長女の吉朝つぎえ、次女の阿部麻子に等分に相続させる。遺言執行者として阿部麻子を指定する」と。そして、仏壇の引き出しに保管した。

今回の改正で、財産目録にかぎり、パソコンでの作成や登記簿や通帳のコピー等が認められるようになった。ただし、財産目録の各ページに、署名押印をしなければならないなど、少々注意すべき点がある。

因みに、東大卒の高級官僚が作成した法律の条文では、「自筆証書中の加除その他変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない」とある。料理と同じでやってみないと分からない。まずは私が遺言書を書いてみることにする。時間がたっぷりあるので、手間をかけてやってみる。

ところで、母が亡くなって初七日の時に、私は、それぞれの配偶者には席を外してもらって、相続人だけに、遺言書を開示した。「三兄妹初七日終われば三国志」「土地をくれ家もほしいよ親いらぬ」。

このときの騒動の体験が、今の私の仕事に役立っている。「すべてのことは益になる」。

 

 

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