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配偶者居住権その5

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コロナの第2波がくるかもしれない。「東京アラートなんて、くそくらえの若者達よ、ちょいと我慢してちょうだい」。事務所で、孫たちの写真を見ながらつぶやいている。

さて、なんで、こんな配偶者居住権が創設されたのか。なんで配偶者居住権が必要なの。お父さんとお母さんが仲良く住んでいたおうちでしょ!お父さんがなくなったら、お母さんがその自宅を相続すればいいんでしょうよ。そうだよね~!

でも、世の中は複雑なのだ。たとえば、どう見てもおんなにもてなさそうなお父さんが、亡くなった後に外にこどもがいたりすることがある。(人は見かけではわからない)まさに、「事実は小説より奇なり」だ。そうゆう場合は、スムーズに遺産分割ができなくなる。

となると、お父さんが死んだ後に泣いてなんかいられない。そこで、「配偶者短期居住権」が創設された。この権利は、相続発生時に被相続人の名義に住んでいる配偶者に対して「自動的」に認められる権利で、相続開始から6か月もしくは遺産分割が確定するまでのどちらか遅いほうの日まで、引き続き自宅に住み続けることができる権利だ。

「外に子供がいた、どうしてわかったのか。」お父さんが亡くなると、区役所に死亡届を出す。戸籍に死亡の記載がされる。その後お父さんの本籍地の役所からお父さんが生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本を取得する。この作業で、お父さんとお母さんは再婚で、前の奥さんとの間に子供がいた。または、お母さんと結婚した後に不倫をして子供ができちゃって、認知していた。ということがわかる。

「うちのお父さんに限って」ということはない。世の中には、まさかの坂がある。

 

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