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配偶者居住権その7

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昨日は、久しぶりに駒沢のアトリエにて、相続の相談を受けた。仁王像がしっかりと睨んでいる。今回のケースは、お父さんが亡くなって、遺言書なし、相続財産は、自宅と預金だけで相続人は母と息子のみ。「良かった!」(これはかんたん!)このところの巣ごもりで、複雑は事例だと、「すみませ~ん、おんなじこと何回も伺うかもしれませんよ」と、事前にお伝えしている。

ここで確認。母と息子が相続人だから法定相続分は、母2分の1、息子2分の1。例えば、遺産として自宅が2000万円、預貯金が3000万円だとする。合計5000万円。分け方として

1、お母さんが自宅を相続、預貯金500万円相続する。息子は残りの預貯金2500万円を相続する。

2、息子が自宅を相続、預貯金500万円を相続する。お母さんは預貯金2500万円を相続する。

平等の観点から。が、1、の場合、自宅を相続したお母さんがこれから20年遺族年金とこの預貯金だけでの生活は、少々不安だ。2、の場合、息子が自宅を相続後に、万が一急死してしまった場合(このケースは、最近多い)は、お嫁さんと孫がいる場合は、ちと、厄介なことになる。

「自宅を息子が相続して、預貯金をお母さんが相続する。配偶者居住権を設定する」という遺産分割協議をして、「相続登記、配偶者居住権の設定」の登記をしておけば、万が一息子が急死して自宅が孫の名義になってもお母さんは、死ぬまでその自宅に無償で住み続けることができる。

おかげで、少しだが、頭のモヤモヤが取れてきたようだ。

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