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贈与・遺贈された自宅は遺産分割の対象外に

子供の友達のお母さんから電話があった。「麻子さ~ん!ご無沙汰、今電話大丈夫?」「もちろん、大丈夫。」「困ったときにしか電話してごめんね」「みんなそうよ!、で、どうしたの」「実は、ダンナが亡くなったの」「へ~ そうなんだ」。

この仕事をして約50年、昔は、訃報のお知らせに対して、「えっえ~!それは大変」それが今じゃ~「大変だったね~!」。

「あのね!お通夜の席で、息子と嫁がね」「もしかして、この家の名義は親父だよね、って、言われたんじゃないの」「えっぇ、なんでわかるの」「50年近くこの仕事をやっているとなんでかな~!、わかるんだよね」。

彼女の自宅は、ダンナの生前に贈与を受けて彼女の名義にしてある。「息子たち夫婦には、私の名義になっている」と、凛として伝えるようにアドバイスした。加えて、「この自宅は遺産分割の対象外だよ」と。

今回の民法改正で、「贈与・遺贈された自宅は遺産分割の対象外に」なった。但し、結婚して20年以上経つ夫婦間において、配偶者に自宅が贈与・遺贈された場合、遺産分割の対象に含めないように改正された。ということは、後妻業の女の人で、最近入籍した妻にはこの規定は適用されないことになる。

そうか~!幼馴染が70歳で再婚することに刺激をうけた私は、婚活サイトに登録をして、「自宅あり年金ありのおじいさんと再婚」なんて、妄想していたのだが、20年先でなければ、自宅はただではもらえないんだ。

ここで、確認。「夫婦間で自宅を贈与する場合、結婚20年以上であれば、最高2000万円+110万円最高2110万円まで無税で贈与可能」「遺贈とは、遺言によって指定した相手に財産を無償で贈与すること」。

「お通夜の席で息子たち夫婦の態度にムカついている暇があったら、息子なんかに 頼らないで、自分でなんでもしないとダメよ」「うん、わかった」。

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