すみれ草
「山路きてなにやらゆかしすみれ草」(松尾芭蕉)。
芸能人やアナウンサーの人達のコロナの感染が報じられている。東京都知事がおかけになっている素敵なマスクが日ごとに大きくなってきているようだ。高市早苗大臣がおかけになっているマスクは、スーツのインナーの素敵なブラウスと同じ色で、テレビ映りがよい。今日は、被成年後見人が住まわれているマンションの「消防用設備の総合点検」がある予定で私が立ち会うことになっていた。昨晩に、管理人さんから延期のお知らせをいただいた。そのために、出かける用事がなくなってしまった。
そこで、今日は書棚の整理をすることにした。60歳過ぎてからある先輩に誘われて俳句の会に参加した。長続きしなかった。思い起こしてみると、いろいろなことに首を突っ込んだり、手を出してみたが、何ひとつ続かなかった。が、入門書だけ残った。
私の生まれ故郷の里山は若葉が萌えて、山菜とりの季節だ。昔、母に連れられて山菜とりに行ったときのことを思い出している。薄紫のすみれのかれんな花が目に浮かぶ。母は、「すみれの花はすぐに枯れてしまう、でも、こんなに綺麗に咲いている。人間もそうだよ、いつ病気になったり、事故にあったりするかもしれない、命は儚い、だから今日一日、感謝して笑顔で過ごそうね!」
母は、孫娘の私の姪が、この季節に天国に召されることをわっていたのかもしれない。そして、孫の私の息子が障がいを負ってしまうことも。
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