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成年後見相談会

40歳になったら死のうと思っていた。

これは、桐野夏生の『ダーク』の有名な冒頭の一文だそうだ。今朝、パソコンを開いて、スペインのグラナダの娘のことを案じて、メールをしようかどうかと迷っている私の目に、長女と同じ年頃の雨宮まみ氏のブログが飛び込んできた。

40歳って、覚悟を決めたり、何かをつきつめたり、しっかりと定まった目標に向かっていく年齢、意志のある顔をもっている年代、なんだそうだ。

振り返ってみると、私が40歳のときは、仕事と3人の子供達との悪戦苦闘の日々だった。「目標、覚悟、意志」私の辞書にはそんな言葉はなかった。

「過ぎてみれば、40歳なんてまだまだ若い、悩んで迷っていいんだよ!貴女は貴女らしく過ごしてね!」娘にメールした。

さて、本題へ、昨日は、司法書士会主催の成年後見人の相談会に参加してきた。「おひとり様の老後が不安という女性、自分がなくなった後の息子のことが不安という女性、認知症になってしまった姉のことが不安という男性」等々のお悩みを抱えている相談者に対して、2人の司法書士が相談に乗った。司法書士のなかでは私が一番の高齢、その他はすべて息子達の年代だ。

成年後見制度については、若い司法書士が、丁寧に解りやすく説明してくれる。相談者達は、「ハイ!解りました。」、「ところで、先生!今、こんなことで、困っているんです、どうしたらいいんでしょうか?「どうしたもんじゃろ~ね~!」

いよいよ私の出番だ。「先生!恥ずかしいんですけど、、、」「人間長いこと生きてくれば、恥ずかしいことなんかいっぱいありますよ!」自慢ですけど、私なんて恥ずかしいことだらけで、穴を掘って埋めたいくらいですよ!」

難しい試験に合格して司法書士になった若い先生は、私の横で、困ったさんに。「あっ!またやっちゃった!」「k先生は、どう思われますか?」若い人に花を持たせなければ、、、

「先生!話を聞いてもらえて、胸のつかえがとれました。」「少しですがお力になれたようで嬉しいです」相談会に参加できてよかった。

ところで、雨宮まみ氏が15日朝に亡くなっていた。40歳で自宅で心肺停止状態で床に倒れているところを警察に発見された、とのこと。ご冥福を祈るのみだ。

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