バラナシへ
花の雨さくらの花びら散しかな
咲くことだけを喜んではいけない、散ることだけを悲しんではいけない、すべてのものは移りゆく、移りゆくから美しいのだ。(詠み人知らず)
先日、被後見人のYさんがお世話になっている施設から電話がきた。「Yさんのトランクスを5枚買って届けてください」「はい!解りました」ところで、トランクスって、もしかしてパンツのこと?早速、近くのスーパーへ。男子ものの売り場に行った。カラフルなトランクスを見て迷ってしまった。折角買っていっても気にいってもらえなかったら、、、、待てよ、どうせ施設に行くんだから、Yさんを連れ出して、近くのスーパーで、自分の気に入った柄のトランクスを買ってもらいついでに、近くの公園でお花見をしよう。ということで、施設に出かけた。お身よりのいないYさんは、私が伺うととても喜んでくれる。なぜか私のことをお姉さんと呼ぶ。私は末っ子なので、おねえさんといわれると、なぜだかことのほか嬉しい。この日は生憎の花曇りで、雨もぱらぱら。スーパーでトタンクスを買い、回転ずしでお寿司をいただき、散り始めているさくらを見た。「おねえさん、来年も花見しようね!」「はい!」
カラフルなサリーを着た女性達がもくもくと働くところに、おじさんが監督にきているようだ。おじさんがいなければ、絵になる風景なのだ。「おじさ~ん!どいて!」
途中の町にて、インド版定食をいただく。さすがに胃も疲れてきてるようで、スプーンが進まない。
なんと、アッシガート近くのホテルに到着したのは、深夜の1時。長い長い一日でした。
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