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ミティラー画

この日の午前中は、周辺の村々に残るミティラー画の見学。

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インド・ビハール州北部の南北をガンジス川とヒマラヤ山麓に囲まれた広い平原地帯は、古来ミティラー王国と呼ばれていた。この地において女性達は、3千年にわたり、母から娘へと壁画を伝承してきた。灼熱の日照り、長い雨期、洪水、地震等々自然の脅威に対して、策蜜の豊穣、夫や子供たちの幸せを祈って、ここの女性たちは、土壁や床に描き続けてきた。204
60年代後半に、故インディラ・ガンジー首相のブレーンであったププル・ジャヤカール女史が、この地域の女性の自立のために伝統壁画を紙に描くを奨励したことから、欧州諸国にも広く知れわたることになったのだそうだ。日本にも新潟県十日町市にミティラー美術館がある。201_2
この素敵なおばさま(現在86歳)のカルプリ・デヴィさん。凛として貫禄がある。ナショナルアワード賞(日本の人間国宝の手前)を受賞していて、9回も来日されているとのこと。私たち日本人を大歓迎してくれた。198
彼女のお部屋の中の壁にもミティラー画が。207
娘さんを初め親族の女性たちも画家としてご活躍しているそうだ。202
色つかいが素敵だ。288
ミティラー画の継承を後押ししているNGOの学校に行ってみると、259
なんと、木にも、ミティラー画だ。
村中を散策してカルプリさんのお宅に戻ると、彼女は、着替えて待っていてくれた。256
素敵なサリーで、「ナマステ!」私は20年経つと86歳で彼女と同じ齢になる。私も86歳になったときに彼女のように凛とした老女になりたいものだ。

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コメント

はじめまして。Yukiと申します。

今から25年近く前でしょうか、、、中学生の頃、新潟県の実家でカルプリさんをホームステイで受け入れしたことがあります。
ふと、カルプリさんはお元気かと思い、ネット検索したらこちらのブログにたどり着き、変わらぬカルプリさんの凜としたお姿を拝見することができてとても嬉しくなり、コメントいたしました。

ありがとうございました。

投稿: Yuki | 2018年3月24日 (土) 15時04分

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