柳生の里
初春や柳生の里に墓参り
80数基の墓石が苔むし整然と並んでいる。
左手の丘の麓に十兵衛杉が。この杉は1626年に諸国漫遊に旅立つ十兵衛三厳が先祖の墓参りのあとに植えた杉で、落雷で枯れてしまったが、倒れることなく白銀の巨木となって老剣士のように凛として立っている。
柳生家の菩提寺の芳徳禅寺に向かう道べには、念ずれば必ずや、、、、、、」の碑が。
この寺は、1638年に宗矩が父宋厳の菩提のために開山した。禅寺とはかくあるべしの見本のような寺だ。寺の中に入ると、柳生但馬守宗矩公の木彫の象が私と息子を出迎えていた。「麻子さん!そっくりだね!」「えっ!確かに、、、、エラが張っていて目が大きくなく口も小さくなく、、、」「麻子さん、阿部から柳生に苗字変えたら!」「そうだね!早速、家庭裁判所で手続きとろうか」
天の岩戸から飛んできたと言い伝えられている岩があり、神社の先には、
約7メートル四方で中央から2つに割れた巨石。柳生宋厳(石舟斎)が天狗と試合を行い、一刀のもとの天狗を切りすてたところ、そこににあったのが、2つに割れた巨石、ゆえに人ははこれを一刀石と呼ぶようになったのだそうだ。
柳生家の家訓だ。「小才は縁に気づかず、中才は縁を生かさず、大才は袖すりあう縁をも生かす。」いままで以上にいただいたご縁を大切にしたいものだ。ご先祖さまのお陰で、今ここに生かされていることに感謝感謝!
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