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2015年12月

素敵な女性警察官

インドから帰ってきてから2週間も経ってしまった。「時差ぼけに時差があり」を、実感している。そして、インドでの火葬場で見た光景が頭から離れないせいで、夜中に目が覚めると、そのあとには、、、、「眠れない!」他人事だったことが、この私に起きている。

一昨日のことだった。朝の3時、目が覚めてしまったので、布団のなかで、本を読んでいると、枕元の充電中の携帯電話がなった。「こちら○○警察ですが、阿部さんですか?」「はい!阿部でございます」「実は、阿部先生が、後見人になっているAさんを保護しておりますので、お迎えに来てください」「はい!解りました。これから参ります」
急いで、タクシーで、○○警察に伺いました。私の娘と同じくらいの「認知症対応のトレーニング」を受けていた女性警察官が、「先生!こんなに朝早くきていただいて、有難うございます!」「こちらこそ、適格なご対応いただき有難うございます」
「Aさん!お迎えにきました。お家に帰ってゆっくりお休みしましょ~!」「そうね!」女性警察官と事務的な手続きを終えて、「さぁ~帰りましょ~う!」Aさんは、「お気をつけてお帰りください!」お見送りにきてくださった。「あら!貴女も一緒にかえりましょ~う!」
警察署の前でタクシーを拾って、Aさんを抱えてタクシーに乗せてくれた女性警察官。Aさんは、彼女のことを普段お世話してくれているヘルパーさんと、勘違いしているようだった。
Aさんが、無事に保護されて、大事に至らず、またもとの穏やかな生活にもどることができるよになってほっとしている。そして、素敵な女性警察官に「ありがとう!」の思いで一杯だ。

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