ブータンその15
ブータンの女系家族
私が泊まらせていただいたお家は300年続いた女系家族だ。
おばあちゃん、多分70歳代。
孫娘さん、17歳。
牛の親子の世話をしているおかあさんは、48歳。
この日は、ブータン最後の朝、民家の窓から見えた田園風景。昔どこかで見たような、、、
娘さんが朝ごはんをもってきてくれた。ミルクコーヒー、卵焼き、いた飯だ。娘さんと英語でお喋り。彼女は、高校を出た後大学に行って、公務員になりたい。ブータンではほとんどの女性が仕事をしている。医師、弁護士、ファッションデザイナー、政府機関の管理職、、、さまざまな分野で女性が堂々と活躍している。基本的に女系家族なので、子供ができても自分の母親が子供の面倒をみてくれるから仕事は続けられる。と、話してくれた。実際にブータンでは高いポジションについている女性は多いのだそうだ。「確かに、優秀な女性が多くなるとと国は繁栄する。」
日本でも、女性が結婚して子供ができて仕事を続けていくためには、実家の母親に子供を見てもらわなければならない。私だってそうだった。私の場合は、田舎から母親に東京に来てもらうことができたから、仕事を続けることができたのだ。忘れていた親への恩をブータンで再確認した。
お世話になりました。次回は娘と孫娘を連れてきます!
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