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入谷朝顔まつり

夏まじか入谷の朝顔雨のなか

明日から事務所の近くにある入谷鬼子母神を中心として言問通りに、露店が並び、多くの人出で賑わいそうだ。早めに朝顔を手に入れて事務所にかざった。


朝顔はヒルガオ科の一年草でツルは左巻き。このツルがどんどん伸びてつるべに纏ってしまうと、あの有名な俳句になってしまうのだ。

この入谷の朝顔が有名になったのは江戸末期の文化・文政の頃。最初は私の事務所がある御徒町で栽培されていた。その後御徒町の発展と江戸幕府の崩壊により入谷に移る。たまたま入谷田圃の土が朝顔造りにマッチして素晴らしい朝顔が栽培できた。

何故、7月7日に朝顔市が開かれるようになったのかというと、朝顔は 別名牽牛花というので、牽牛とかけて、七夕に市を開くようになったとか。

恥ずかしながら、「牽牛って誰?」なんとあの「織姫と彦星」の彦星なんだそうだ。ところで、織姫と彦星の物語とは。

昔昔、天の川の東に、織物を織るのがとても上手な織女がいました。一方天の川の西に真面目に働く牛使いの青年の牽牛がいました。

2人は結婚しましたが、結婚してから2人は、毎日天の川のほとりで話ばかり(他にもやることがあったと勘ぐってしまうが、)して全く働かなくなりました。これに激怒した織姫の父の天帝は2人を引き離し「真面目に働くなら年に一度だけ7月7日の夜だけ会ってよい」と告げられたのです。

真面目に働けば、年に一度、天の川で愛しい男性に会える。真面目に働かなかったら、会えない。少々哀しいお話です。知らなかった!これって、ロマンチックな話ではないんだ。

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