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家族

家族ほどしんどいものはない。

下重暁子氏が書かれた「家族という病」幻冬舎新書が売れに売れている。近くの本屋さんの店頭に平済みされていたので購入し、いっきに読み終えた。

彼女には、以前、日本旅行作家協会の会合でお会いしている。テレビで拝見するより小柄で気さくな女性だ。とても素敵に年齢を重ねていることが、立ち振る舞いから感じられた。

何故、今、この本が売れるのか?家族がいなくなったら、、、一人になったら、、、誰もが心の隅で思っていることだ。

「つれあいがいなくなったら、私はその時のために、一人でいることに馴れようと準備を始めています。私がこの世に生を得て、長い長い道を一人で歩いてきた時のように、最後は一人なのだと自分に言い聞かせているのです」。

凛とした姿が目に浮かぶ。確か、下重暁子さんもそろそろ80歳、私の母も同じような歳の頃に同じようなことを言っていたことを思いだした。「子供達が大きくなるまでは、絶対に離婚はしてはならない」と、言い張っていた母が、ある日突然「人は生まれてきた時は一人、死ぬ時も一人、だから一人で生きていきなさい」。私への最後の言葉だった。5日後に母は亡くなった。

母が亡くなった後離婚した私は、長いこと一人で歩いてきたが、65歳になった今、「これからも死ぬまで一人なんだ」と、思うと少々寂しい気がしている。

待てよ、下重さんには素敵なつれあいがいるから、まだ一人ではないから、、、妬みゴコロがムクムク、クワバラクワバラ。

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