コルドバのメスキータ
イスラム教とキリスト教が並存
グマダルキビール川はゆったり感が満ちていました。この川にかかっているローマ橋を散策。一年の心の垢の薄皮が一まい剥がれていくような、穏やかな気持ちになります。
このメスキータは、785年に建設を開始、その後3度の大改修を経てこのような巨大になっのだそです。1236年に、当時のフェルナンド3世はこのメスキータをできるだけ変えないようにしつつ、メスキータの中にキリスト教の礼拝堂を造ったんだそうです。
コルドバのメスキータは、巨大であるうえに、イスラムの寺院であるメスキータの心臓部にキリスト教の大聖堂が建っているという、世にも珍しいものになったとのことです。
オレンジの中庭です。10年前に行ったセビーリャ大聖堂の中庭を思い出しました。「10年ひと昔」あっという間の10年でした。今年は、父と次兄の亡くなった年齢になります。私の人生も折り返しを過ぎました。人は「生まれ」「生き」「死ぬ」人生は三つの段階に分けられます。残された時間を、死に向かって生きていくのです。「逝く道は精進にして忍びて終わり、悔いは無し」昨年亡くなった高倉健さんが大切にしていたお言葉です。
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