鬼はうち
節分の鬼はどこにいるのやら
自転車で、施設巡りをしていて通りかかったお寺の掲示板に貼ってあったお言葉です。
第2号保佐人のSさんの新しい施設に行った時のことです。新しい施設に慣れなくて、 病状が進んでしまっているのではないかと心配になってしまったので、様子を見に行ったのです。
Sさんは、会うなり、「なんで俺は、こんな狭い部屋にいるんだ!」「「そうですね!確かに前の部屋より狭いですね!」「これから死ぬまでこんな狭い部屋で過ごさなければいけないのか?」「「仕方ないですよ、お金がないんだから、起きて半畳、寝て1畳で充分です!贅沢は出来ません」「情けなくて、泣きたくなるよな」「泣きたいのは、こっちですよ!厄介な手続きをしてやっとここに来ることができたんですよ!」あゝ、また、余分なことをゆうてしまった!心せよ大鬼は、うちにいる。
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