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司法書士の仕事その4

司法書士の主な仕事は、登記と簡易裁判所の裁判と成年後見です。それに付随する業務として、遺言書の作成、遺言執行、遺産整理等があります。「相続が争族」になってしまうケースがこのところ急増しています。終戦後に大変なご苦労をされて一代で財産を築かれた方達が80代、90代でお亡くなりになっているからです。「遺言書」を作成してくれていれば、遺族が争族にならないのです。

私の事務所がある下町には、頑張って土地を購入して、大きなビルを建て、さらに軽井沢や伊豆等に別荘を建てたりと、立身出世の中小企業の経営者が、沢山います。田中角栄さんもどきの人もいます。「土地神話」全盛時代の生き残り世代です。

私は、ことあるごとに諸先輩に、遺言書を作成することを勧めています。なかには、「縁起でもない!俺はまだ死なない」と怒る人もいます。「俺が稼いだ金は、誰にもやらん」という人もいます。お気の毒様です。


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