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遺言書その4

遺言書書いてはみたけれど

遺言書を作成して数日後、Sさんが事務所に来られました。

「先生!作ってもらった遺言書のことなんだけど、先生が俺より先に死んじゃったら、あの遺言書どうなっちゃんだ?」「大丈夫、Sさんよりは先には死なないから」「でもさあ〜!」「確かに、美人薄命というから、Sさんより先に死ぬかもね⁉︎」「ところで先生、いくつになった!」「63」「じゃあ!いつ死んでも可笑しくないな」「もっと若い先生がいいんだけど」「なに言っての!今更」

「先生のとこのお嫁さん、確か弁護士だったよな!」「そうだけど、息子も弁護士です。」「俺、若くて綺麗な女の先生がいいなぁ〜!」「確かにうちの嫁は、私より若くて綺麗だけれど、私だって若い時はそれなりだったんです。老婆は一日にしてならずです。」

「Sさん、私の仕事は、Sさんが死んだ後にSさんの財産を換価して、寄付することなんです。だから、男でも女でも関係ないんです。でも、Sさんより私の方が先に死ぬこともありますね!」

公証人のC先生に、この旨を伝えました。「阿部先生は死にませんよ!100歳までは、生きます。Sさんが不安だったら、お嫁さんを遺言執行人に追加しておいたらどうですか?」

「Sさん、嫁姑で、如何ですか?」「やぶきた茶だね!」「それより、Sさん、死んだときは、葬儀は、するんですか?お墓は、どこにあるんですか?死亡届けは誰にして貰うんですか?」「まだ、なんにも考えてねぇ〜!」

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