司法書士の仕事その3
3人の子供達もなんとかそれぞれの進路に進んでくれ、「おひとりさま」になりました。また拾ってくれる神様が現れてくれました。この頃、高齢者が「悪徳商法」に引っかかり高額のお金を騙し取られる事件が多発していました。特に、「事理弁識能力の減退」で、「お金の管理」ができない高齢者が狙われていたのです。このような事態を背景のひとつとして「成年後見制度」がスタートしました。
司法書士の職域が拡がったのです。簡裁代理権取得の時と同じように、研修を受けて司法書士会の公益社団法人のリーガルサポートセンターに登録して、成年後見人の仕事ができるようになりました。認知症になってしまった人の「財産管理と身上監護」が、仕事です。
正直言って「なんの因果で…」と思ったこともありました。でも、「家なし、退職金なし、年金なし」の状況でしたので、「仕事は選ばず」で、頑張らなけなれば、「孤独死」になって子供達に迷惑をかけることになります。初めての成年後見人の仕事は、地域包括支援センターからの電話で始まりました。
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