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成年後見人その2

東京家庭裁判所から後見人にの審判書が送達されてきて2週間経過すると、審判が確定します。そのあと、東京法務局の後見登記課において後見登記がなされます。後見登記が完了すると、家庭裁判所から「登記番号」のお知らせが郵送されてきてから九段にある東京法務局にて、後見人であることの登記事項証明書を取得しました。さあ~!いよいよ戦闘開始です。

内容証明郵便にて、財産侵害をしていると推定される関係各位宛に、◻️さんの成年後見人になった旨の通知の発送をしました。急を要することなので速達便です。2日後、案の定、事務所には、電話が鳴り止まず状態でした。(かなり大げさですが、当時は、それなりに世の中の荒波に揉まれていたので、怖かったのです)
◻️さんからは、毎朝「私の通帳返せ!」の電話がありました。電話の後ろには、誰かいるようでした。後見人になると、財産管理のために、預金通帳を預かり、金融機関に出向いて、被後見人◻️成年後見人阿部麻子と、預金の名義書き換えをします。そのため、私でないと預金は一切下ろせないのです。

内容証明郵便をお送りして、お電話をいただいた方には、「ご足労かけますが、事務所まで越しください」とお願いいたしました。ここまで来ると、流石に度胸が決まってきました。「さしで話しましょう!」

そういえば、昔若かった頃、歌舞伎町の土地の売買の登記の依頼を受けた時に、こんな事がありました。?0年前のことなので時効です、安心して書きます。「先生!今回は、権利関係が複雑で、当日の取引には小指のない人も来ます」「私の知り合いには、腕のない人がいますので、ご心配無用です」大きな会場での不動産売買の高額な取引でした。小指のない人に「司法書士の阿部麻子です、今回のお取り引きの立会いをさせていただきます。」「なんでこんなに大事な取り引きにおんなが来たんだ!」「取り引きには、女も男も関係ありません!」「男の司法書士を呼べ~!」

「解りました、親分を呼びます」取り引きは数分で終了しました。後日、指のない人の親分から電話をいただきました。「さしで話しましょう、」


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