ガラ・ケリーサー(聖タデウス教会)
この日は、タブリーズからマークーへをバスで往復いたしました。世界遺産の聖タデウス教会の見学です。トルコやアゼルバイジャンとの国境に近いのでバスのチェックポイントが多く、チェックに時間がかかりました。
チェックポイントには、交通事故でぺちゃんこになった無残な車の残骸が飾ってありました。
沢山の工場があるのは、トルコに近いからでしょうか?
しばらくすると、この日は、お天気がよかったので、遠くに「ノアの方舟がたどり着いたアララット山」がみえました。アララット山は、現在、トルコ領にありますがキリスト教徒であるアルメニア人のこころ拠り所でもあるそうです。もちろんイスラム教徒にとっても大切な山です。

丘陵地帯のなかに、聖タデウス教会が見えてきました。紀元68年に建てられました。最初は主に黒い石を使って建てられ、その外観から「黒の教会」と呼ばれるようになったのだそうです。元の建物は、13世紀の地震で倒壊、現在の建物は、17世紀ごろに再建されたそうです。

シンプルな祭壇です。
もう2度と来ることはないでしょう~!雲ひとつない黒の教会の前で記念撮影です。
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