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献体登録

死のあとにやることは、死体の処理です。私は、平成22年2月21日(60歳の誕生日)に日本歯科大学に献体登録の申請をいたしました。慶応義塾大学にしたかったのですが、ここは、倍率が高くてなかなか入れないということでした。申し込みをしてすぐに飯田橋にある日本歯科大学の見学に行きました。飯田橋駅の新宿よりの改札をでと、右は神楽坂方面、左は九段坂方面。橋の上からは市ヶ谷のお堀が見えます。春には桜の花で満開になりお堀には、花筏ができる素晴らしいとことです。嬉しくなりました。「死んだらこんなに素敵なところにこれるんです」。

3月2日に会員証が送られてきました。
拝啓、 春寒の候、阿部麻子様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。この度は、献体登録をいただきまして、誠にありがとうございます。ご入会にあたり、会員証をお送りいたします。時節がら、くれぐれもご自愛くださいますよう、お祈り申し上げます。敬具
嬉しかったですね~!「合格通知」をいただいたような気分でした。会員証の裏には、「会員がなくなられた時、ご遺族の方へのお願い」事項が記載されています。1、電話連絡2、お迎え日時の打ち合わせ3、必要書類です。
ここで、はたと考えました。「私は子供の世話にはならずに死んでいく」と決めていたんですが、死んだあとに、日本歯科大学に連絡して、埋葬許可書を取得することを誰かにしていただかなければならなくなりました。誰に頼んでおこうかと迷いました。
長女はスペイン、長男はアメリカにいます。日本にいる二男に頼むしかありません。仕方なく二男に電話で頼みました。「私が死んだら、日本歯科大学に電話してね!電話代だけは先にあげておくから」「いくら?」
じぇ、じぇ、じぇ、電話代が貯まるまでは、死ねませんね~!

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