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尊厳死公正証書

尊厳死で思い出しました。私は、平成22年に60歳を迎えました。還暦の記念に、「尊厳死公正証書」と「献体登録」をしました。以下は私の尊厳死公正証書です。

本公証人は、嘱託人阿部麻子の嘱託により、表題の件に関し同人の陳述内容が嘱託人の真意に基づくものであることを確認して、その趣旨を録取し、この公正証書を作成する。
第1条 私阿部麻子は、私の病気が不治であり、かつ、死が迫っている場合の私に対する医療行為のあり方に関し、私の親族及び私の医療に携わる方々に次のとおり要望いたします。
1 私の病気が現在の医療水準においては不治の状態であり、死期が切迫していると医師により診断された場合には、延命処置は一切行わず、安らかな死を迎えることができますような医療行為を受けることを要望いたします。
2 他方、私の苦痛を和らげる措置であれば実施して下さい。そのために死亡時期が早まることがあってもかまいません。
3 私の要望は、私の子である阿部正恵、阿部望、阿部哲男の承諾を得ております。私が病状の悪化により前記のような延命措置をお願いする能力を失った場合には、私の子供達が医師に対し本公正証書を私の真意に基づく意思表示を記載した書面として交付するように指示してあります。医師におかれましては、私の意のあるところをお汲み取りいただき、私の前記の望みがかないますように可能な限りのご配慮をお願いいたします。
第2条 私の前条の記載の要望は、私自身の健全な精神状態と判断能力の下でなされたものであり、私自身が破棄するか撤回しない限り効力を有するものであります。
 
       阿部麻子
この証書は、平成22年4月23日、本公証人役場において法律の規定に従い作成し、本公証人次に署名押印する。
   東京法務局所属  公証人   
この証書を作成してから3年半が過ぎました。その間、叔母,伯父、兄、姪、親しい友人が次から次へと亡くなりました。誰もが望む「安らかな死や穏やかな死」を迎えることの難しさを、味わいました。
「人は生きてきたように死ぬ」という人がおります。だとしたら、亡くなった父や母や長兄のように「潔く」死にたいものです。

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