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母の身終い

久しぶりに銀座にでておひとりさまの休日を楽しんできました。田舎者のせいか「銀座」が大好きです。休日にのんびりと銀座を歩いていると、「大人の女性」になったような落ち着いた気持ちになれます。

銀座でひとりで大人の映画をみてきました。フランス映画「母の身終い」です。映画館は、超空いていました。観客は、私と同じようなおばあさんのおひとりさまがほとんどでした。入場料は1000円ですから、これじゃ、超赤字ですよね~!この映画館つぶれてしまうのでは、と心配してしまうほどでした。
映画は、老人になり不治の病に侵され、息子とは、長年の確執が、、母と息子の最後の時間を描いたものです。
「尊厳死と安楽死」のことがテーマかな?と思ったのですが、、どうやら「愛」がテーマのようでした。
それにしても、なぜ今、このような映画がフランスで作られたのでしょうか?脚本家、監督、出演者は全て、フランス人です。主演女優のエレーヌさんは、1943年生まれのパリ生まれです。昨年パリに行った時のことを思い出しました。町を歩いていると一人で歩いている老人が多いことに気づきました。子供とは別々に暮らして、お互いが精神的、経済的にも自立している老人が多いそうです。パリに住んでいる友人に訊いてみました。パリでは、「親は子の世話にはなりたくない、子は親の世話はしない」という人達が多いのだそうです。
だから、ひとりで、「自分の結末は、自分でつける」ことになるのです。
翻って、日本人の私は?私だって「子の世話にはなりたくない、自分の結末は自分でつけたい」と思っています。
ところで、尊厳死と安楽死どのような違いがあるのでしょうか?ものの本によりますと、「尊厳死」は延命治療を選ばない消極的な選択、「安楽死」は死期を早める積極的な選択、自殺幇助の別名。この映画の母親は、フランスではまだ「安楽死」は、認められてないので、安楽死が合法化されているスイスの施設で死を迎えます。
スイスの施設の関係者による「貴女の人生は幸せでしたか?」という問いに、「人生は人生ですから」と答えるシーンがありました。私だったら、なんと答えるでしょう~!(私にしては、珍しく考えてしまいました!)

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