ケーブルカー
4月8日、お釈迦様のお誕生日で花まつりです。この日も朝5時起きして、知恩院へ。「南無阿弥陀仏の朝業」です。この日の法話は「老い」についてでした。福井のとあるお寺のご住職の佐野純雄先生のご説法です。先生は御年54歳、「ある日、突然に膝に激痛、近くの病院に駆け込み診察」を受けたとのこと、医師が仰せになられたことは。一言、「加齢と加重です、治りません」。とのことでした。
佐野純雄先生の前に足を投げ出して座っていた私は、御年63歳、正座して「先生!私も、同じ体験しました!」。結論、「老い」を受け入れましょう、ヒラルロンサンもコンドロイチンもコラーゲンもききません。これが、悟りです。「生老病死」。
そこには、夢にまでみた坂本のケーブルカーが。実はこのケーブルカーは、私の友人のインダストリアルデザイナーの桜田秀美さんがデザインしたものなのです。この車体の上品なブリーンとレッドの欧風な風合いは、まさに彼女そのものです。秀美ちゃんは知的な美人なんです。

比叡山の杉の中で、「しっとり」と馴染んでいます。
車内の椅子の色も落ち着いています。隣のオーストリアから来た女性に、「このケーブルカーは素敵でしょう!私の友人がデザインしたんですよ!」友達自慢で盛り上がりました。何故か私には素敵な友人が多いんです。
坂本ケーブルカーの車両は「縁」「福」号です。この切符は、良縁招来、縁壽福楽等のお守りとしていただいてきました。
因みにこの書は、第253代・山田恵諦天台座主さまが白壽のときにお参りされるみなさまに良いご縁と幸福が訪れるようにと祈りをこめてお書きいただいたものだそうです。
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