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2013年2月

16歳

「やるべきことをしっかりやる」。史上最年少でスキージャンプW杯に総合優勝した高梨沙羅さんの口癖です。彼女は16歳、身長152センチ、45キロの小柄な少女です。この子の10年後が楽しみです。63歳のおばあさんは、今日から「やるべきことを無理しないでやる」ことを心がけます。私の10年後も楽しみです。

彼女の口癖は、多分お母さんか、お婆ちゃんの口癖だったんでしょう!「子供は親の言うことはきかないけど、親のやるやるようにやる」と言われていますから。先日私は、私の誕生日に子供達からのメッセージがなかった、と嘆いていましたが、私も母親の誕生日には電話もしなかったことを思い出しています。
昔、こんな話を聞いたことがありました。息子達夫婦が、庭先に小屋を建ててそこに年老いた親達を閉じ込めて、一日一食の食事しか与えない(高齢者虐待)ということをしていました。親達が亡くなった後に、その小屋を取り壊そうとしたところ、息子の息子(孫)が、「お父さん、あの小屋は取り壊さないで、いづれお父さん達もあそこに入るんだから!」身につまされます。

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アーナンダ寺院

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「アーナンダ寺院に行かずしてバガンに行ったと言うべからず」。ということで、行きました。
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「これなんだ!?」なんと仏さまです。「えっえっ!」黄金色の高さ9メートルもある大仏です。キンキラキンです。まるで、紅白歌合戦のあの歌手のようです(昨年は出場しませんでした)。
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これも仏さま。
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以上の3人の仏様は、お釈迦さまの以前にこの世におられた仏様なんだそうです。「アーナンダ、ソーナンダ!」

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バガンの日の出

この日は朝早く起きて、前日の夕方の夕日を見に行った仏塔に朝日を見に行きました。20130122_008

裸足で、急な階段を登って特別席に割り込みました。20130122_019    朝もやです。20130122_026 遠くには気球が登り始めていました。「1度あることは2度ある」。雲に太陽が隠れてしまいました。急な階段をコケないように降りて、ホテルに戻る途中で、20130122_045 真っ赤な太陽と「ご対面」できました。ここで、一句といきたいところですが、、、、なんにもでてきません。(情けない!)

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63歳

2月21日に22995日を過ごしてきました。お陰さまで無事に63歳の誕生日を迎えることができました。

私は、この人生を一日一日減らして生きてきたでしょうか?それとも一日一日積み重ねて生きてきたでしょうか?20130221_001
お誕生日に素敵なお花をいただきました。20130221_002
花より団子で、ケーキもいただきました。お持ちいただいた方達は、ふるくからの友人ばかり。身内(特に子供達)からは、電話もメールもありませんでした。「遠い親戚より近くの他人」です。20130201_001
いよいよ正真正銘の高齢者になりました。「年をとったらでしゃばらず、憎まれ口に泣き言に、人の陰口愚痴言わず、他人のことを誉めなはれ、知っていることでもしらんふり、いつでもアホでいるこっちゃ!」20130201_002
仲良しの友人からのメッセージです。「知っていることでも知らんふり」お言葉ですが、私に限っては、「知らないことばかり」です。そして知っていることでも、この激動のIT時代にはあまり役にたちません。
今日から、お迎えがきてくれるまで、一日一日を大切に積み重ねていく人生を送りたいものです。

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バガンの夕日

バガンの夕日を見るために仏塔の急な階段を、裸足で登り席取りをしなければなりませんでした。特等席にはすでに多くの観光客が。プロ風のカメラマン達は三脚をたててと、準備万端です。

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仏塔のうえから仏塔を見降ろして、「仏様、ごめんなさい!」。

20130121_191 裏にも仏塔が。
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右を向いても左を向いても仏塔、仏塔です。20130121_189
待つこと1時間、辺りが夕闇に。20130121_199
ところが、この後に雲がかかってしまい、沈むところはまたのお楽しみになってしまいました。暗くなってからあの急な階段を下りるのは、「万が一階段を踏み外したら大変なことに」。危険を察知したので、一足お先に。20130121_206
それにしても、美しいものを見るためには、「危険を覚悟」で、ですかね~!
 

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バガン

サル君達とお別れをして、大小さまざまの仏塔や寺院が林立するミャンマー屈指の仏教の聖地バガンに到着しました。20130121_172

これらの仏塔は、11世紀から13世紀、バガン王国の興隆からフビライ・ハーンの侵攻を受けるまでの約250年の間に建設されたものです。20130121_164あるものは、大きく、あるものは小さくと、驚くほどの仏塔があちこちに。20130121_182
仏塔の前の畑にはヤギ達が長閑に餌を食べていました。20130121_169
ロバ車で仏塔巡りです。おばあさんとおじいさんを気づかってくれて、ゆっくりと走ってくれました。「ロバさん!ありがとう!」この国は人々もロバも優し~い!
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敬虔なミャンマーの人達の夢は、仏塔(バコダ)を建てることで、ある程度お金がたまると徳を積むために仏塔を建てるのだそうです。人々は仏塔建設のためにお金を使い果たしてしまう。お金は徳を積むための手段のひとつにすぎないので、お金への執着心がなく人を羨むこころもないのだそうです。羨ましい限りです。

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ナッ神

ポッパ山の麓に着きました。さるのお出迎えです。20130121_079

777段の階段の前には、ポッパメドウやナツ神の人形が飾られていました。20130121_074
「一瞬、目を疑いました!おかまの人形!?」昔よく通った「浅草のおかまバーのお姉さん達」の姿が脳裏に。「やばっい!」昼のミャンマービールがきいてきちゃった、、、、、20130121_068
だるまさん?の後ろに隠れているサル君を横目に。20130121_081
サル君と一緒に登り始めました。
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階段の途中には土産物が沢山ありました。20130121_123
先導してくれていたサル君が一休みして、私を待っていてくれました。20130121_122
ここにも、野菜を売っているミャンマーの母と娘がいました。そして後ろにはサルの姉妹が。20130121_120
サル君をモデルにどこかの国のおにいさんが写真をとっていました。20130121_090
500段目位の階段にきました。前にミャンマー美人とどこかの国のお兄さんが。美人の4段上に待ち構えていたサル君(多分さかりの)が今にも襲いそうで、「ヒャヒヤ!」20130121_102
やっと699段をサルに襲われず(覆面をしていても、サルも判るんでしょうね~!こいつは、ばあばあだと」。)に登りました!
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上には、ヨーロッパの美人チャン達が裸足の足裏を真っ黒にして、呼吸を整えていました。私もしっかりと呼吸を整えて、777段の階段を下りました。「登りはよいよい、下りが怖い」。20130121_089
下りの途中この茶屋でミャンマーのお姉さん達と、オチャしました。ここで、現地のガイドさんに質問しました。ナッ神信仰のお祭りについてです。昨年は、8月9日から8月14日(満月の日)に、ミャンマー全土からナッカドーと呼ばれる霊媒師達が集まってきて、ナツ(精霊)を呼びおろし、こん睡状態に陥った霊媒師達が踊り狂うのだそうです。私が「浅草のおかま」さん?と思った人形達のような衣装で踊るのだそうです。ナツカドーのほとんどは、「おかま」。このお祭りは、近隣のタイやシンガボール、そして、ヨーロッパからも訪れるというおかまの祭典でもあるんだそうです。「驚きもものきさんしょの木」でした。

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ポッパ山

ミャンマーに着いて最初の観光は、ポッパ山の麓にあるタウン・カラッでした。ポッパ山は、25万年前に活動を停止した標高1518メートルの死火山。20130121_129

タウン・カラッの標高は737メートル。頂には、「あれまぁ~!あんなところに寺院!?」
この景色を見ながらレストランで登頂前の「腹ごしらえ」。この日は朝4時起きしてやっとここまで来ました。初めてのミャンマー料理です。なにをいただいたか忘れてしまいましたが、「美味しかった!」ことは記憶にございます。なんたって、このミャンマー旅行で2キロも体重が増えてしまったからです。20130121_133
ミャンマービールも美味しくいただきました。
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因みに、「ポッパ」とはサンスクリット語に由来し、「花のあふれた」といったような意味があるとのこと。20130121_063
花のような笑顔の女の子に出会いました。スペインのグラナダに住んでいる孫娘のソフィアを思い出してしまいました。5月の連休には会いに行きます。小学校の2年生ですから大分大きくなっていることでしょう!今から楽しみです。

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73歳世界を歩く

昨日の日経新聞の夕刊のプロムナードの記事です。書き手は城戸久枝さん。群馬県の高崎市で一人暮らしをしているお義母さん(73歳)のことを書かれています。

彼女は、60歳から世界のひとり旅を始め、13年間でお訪れた国は77カ国、リビングの壁面には大きな世界地図があり、「これを見ながら次はどこに行こうかなと考えるのが楽しい!」とのことです。
「いましたね~!」私の先輩が。それも私と同じ群馬産です。彼女は、2月はボリビアに行くそうです。なんとまぁ~!私も3月2日からボリビアに行くんです!
彼女は2歳のお孫さんに、今年から海外旅行に行く度に絵ハガキを送るそうです。ならば、先輩を見習って私の2歳の孫に絵はがきをだすことにします。三日坊主にならないように頑張りま~す!

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ミャンマーのおんな達

経団連のミャンマー訪問団は閣僚らと意見交換し、日本勢が主導してインフラ整備に協力する。日経新聞の見出しです。政府と経済界が一致協力してミャンマーに進出です。「イケイケドンドン」で、頑張ってもらいたいものです。

ミャンマーのおんな達は、一昔前の日本の女性達のようです。彼女達を見ていて、「亡くなった母やおば達」に姿が重なりました。20130122_103

市場で、朝早くに庭で飼っている鶏を捕まえてきて、捌いてと、20130122_097

母と娘と川で釣れたさかなを捌いて。20130122_086

畑でとれた野菜、と落花生20130122_093

おばあちゃん、嫁、娘。20130122_111

買い手も売り手もおんな。

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市場の外では、行商です。20130122_085

ここかしこに「逞しい女たち」が。20130122_107

あと十年したらこの3歳の女の子がこの国のリーダーになっているかもしれません!

この国では、女たちが実に堂々としています。理由は、日本と違って「家」の概念がないから。従って家父長や家督がない。女性の地位は、男女同権が基本で家庭内では母親が実験を握っています。その証拠に、外に出た子供が家に帰ってきて挨拶する時は、母親に先のするそうです。

話はここで突然変わります。日本でも「お帰りは犬より先に俺に言え」。こんなサラリーマン川柳がありました。日本もミャンマー並みになりつつありますかね~!

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新・新興国

かつての最貧国だったメコン川流域のカンボジア、ラオス、ミャンマーは、「新・新興国」として脚光を浴びています。今年1月2日に新内閣の麻生財務大臣がミャンマーを訪れました。「これからミャンマーが凄くなる!?」野次馬おばさんの私としては、早速に「行こう!」「おもいたったら吉日」ビザを申請して、出かけてきました。20130121_001

「早起きは三文の徳」マャンマーの朝焼けです。20130121_006
この日は、ヤンゴンの空港を6時15分に搭乗してニャウンウー空港に7時15分に到着。ここは、世界三大仏教遺跡のバガンの玄関口です。因みに、世界三大仏教遺跡とは、カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボルブドールとミャンマーのバカン遺跡とのことです。アンコールワットには、一昨年に行ってきました。突然、記憶がアンコールワットに飛びました。「待てよ、アンコールワットは、ヒンドゥー教の寺院だったよね!」M1430094
一説によると、このアンコールワットはヒンドゥー教の寺院として建立されたが、お釈迦さまの仏教寺院に引き継がれたので、世界三大仏教遺跡となった、とのことです。いずれにしても、東南アジアには素晴らしい遺跡が沢山あります。来年はインドネシアに行ってきましょう!ところで、「世界三大」と名のつくものが沢山ありますが、「世界三大がっかり」とは、なんでしょうか?数年前に友人から教えてもらって、現地に行って確認してきました。(我ながらヒマジン~ん!?「う~ん!確かにそう言われてみれば」。ローマのスペイン広場の、、、、、ベルギーの、、小僧、デンマークの、、、姫。

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