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2012年12月

クルシミマス

体脂肪しっかりついてクルシミマス

今日はクリスマスです。このところの毎晩の飲み会でしっかり脂肪がついて苦しんでいます。身体は重いし、顔は丸くなるし、スカートのチャックが上がらなくなるし、、、、なんとかせねば、とこの3連休は、溜まっている成年後見人の仕事に励みました。あるグループホームに行きました。おばあちゃま達に「いよいよクリスマスがきますね!」「先生!クルシミマスですよ!」恐れ入りました。楽しくお喋りをして帰ろうとすると、「寒いから部屋のなかでコートをきなさい、飲みすぎないように!」「はい!ありがとうございます!」なんだか心のなかにぽ~と蝋燭の燈が灯ったようでした。
あるお宅では、「先生、美味しいコーヒーを私の大好きなカップで飲んで!」「うわ~!素敵!」20121224_001
 お部屋には、素晴らしい作品が。20121224_003
 リアドロの天使です。平和の鳩の表情がかわい~い!
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 これは、ロイヤルコペンハーゲンの陶板画です。
 数年前にコペンハーゲンで過ごしたクリスマスを想い出して、「メリークリスマス!」

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花嫁

愛でたいことがあって冬きたる

寒くなりましたね~!自転車に乗る時には手袋がかかせなくなりました。なんとかすっきりと歳を越えたいと、机周りを整理し始めています。まずは写真から。おめでたいことがありました。息子が結婚式をしました。20121020_008
息子にはもったないほど綺麗な花嫁です。 まさに美女と○○○です。20121020_213  
私もこの嫁に張り合って、留袖をきてみました。20121020_034
  「極道の妻」!?!?
 やぶきたブレンドのCMのモデルに嫁と応募してみようかな~!(つぶやき)
 留袖といえば、私が週一で通っている青山きもの学院の「きものの種類」の講義の時のことでした。きものを素敵に着こなしている上品な先生が、「黒留袖はミセスの第一礼装です。結婚すると振袖の袖丈を短くして、振りを留め、嫁ぎ先に留まるという意味をもっています。」「えっ!えっ!先生!質問していいですか?」先生「なんでしょうか?」私「嫁ぎ先を逃げ出してきた女性は留袖を着てもいいんですか?」先生「?......」私「実は、私は離婚していまして、今ひとりなんですが、先日息子の結婚式に留袖を着ましました。これってまづかったんですか?」先生はお答えしてくれませんでした。
夜の授業なので、生徒達は昼間働いています。「うつらうつら」状態の若い人達が、授業が終わった後に「阿部さん!睡眠妨害しないでください!」「すみませんでした」。

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丹頂の鶴は千年

緑の亀が舞い遊べば丹頂の鶴も千年の齢を

12月15日にきものを自宅でひとりで着て、颯爽と雨のなか代々木上原の先生のお宅まで、出かけました。そこでなんとなんと、お謡のお楽しみ会で「独吟」をやっちゃいました。2カ月前に、イケメン先生から「麻子さん、今回の発表会では独吟して下さい!」「私がなにを毒味するんですか?」
「鶴亀ですよ!」「えっえっ!!鶴と亀を食べるんですか!?」「毒味ではなくて、独吟です!」
いよいよ耳まで悪くなっちゃた!」20121217_003
  スタートは姉弟子の3歳の二葉ちゃん、とても可愛くて堂々と仕舞を「うまい!」舞台の袖で見ていた私に、彼女は、「私!やったわよ!」得意そうに、、、あの愛くるしい目が、孫のソフィアの顔に、重なりました。最初からアンコールでした。後見のお家元が、「二葉ちゃん、もう一回やる?」「うん!やる」 。次が5歳の兄弟子の開琢君、験君。「お主達、やるな~!」。20121217_001
番組はつぎからつぎと、いよいよ私の番です。「心臓が飛び出る!」状態。年の功でなんとか誤魔化して終了、舞台の袖に戻ってきてから、後見をしてくださった先生にご挨拶、(スペイン流です)「有難うございました!冥土のみやげになりました。」イケメン先生は、私に「もう一回やりますか?」とはおっしゃりませんでした。が、それなりに楽しい学芸会でした。
最後は、おば様達で「はい!ばあばあ~!」20
 亀は万年の齢を経、鶴は千年の齢を経、人間は百年の齢を経、、、、来年は姉、兄弟子を目標にお稽古に精進いたします。

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蝋梅

訪れる春を待ちます蝋梅と

あっという間にまたひとつ歳を重ねます。今年は新しいことに2つ挑戦しました。ひとつはきもの学院に入学してきものの着付けを習っています。本科、研究科をごまかしごまかしで、卒業させていただき無事に終了証書をいただきました。証書はいただいたのですが、上手にひとりで着れません。町で、綺麗にきものを着ている人を見るとじろじろと見入ってしまいます。「どうして、こんなに素敵にきものを着ているのだろう!」と。
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そして生け花も習い始めました。床の間のある和室で、優雅(?)に花と向き会い至福の時を過ごしています。20121210_003
 蝋梅は、訪れる春をいち早く告げる冬の花で、花言葉は、先導、深い慈愛心とのこと。
 お花の先生から、今日は「ろうばいを活けましょう!」と言われて、老梅!?!?「老婆が老梅ですか?」ここでもとんちんかんなことに、、、なんてたって「62の手習い」ですから。
 因みに、何故蝋梅なのか?花弁の色が半透明で蝋細工のような色からなのだそうです。
梅といえば、梅は、老木にも咲くのだそうです。今朝読んだ新聞に加藤登紀子さんが、「孫がいるということで自分の中に何回でも人生の春が巡ってくるという感じがあります。老木にも花が咲きます、梅の花のように」とお話していました。
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 床の間のかけ軸には丹頂の鶴が2羽、私はいつもひとりなのに、、、鶴は2羽、うらやまし~い!老婆にも春がきますように!

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シドニー

20121112_094 シドニーの町にあふれる日本食

シドニーの町には、日本食のお店が沢山ありました。娘がスペインのグラナダで日本食のお店を2店舗やっているので、日本食のお店があると覗いてしまいます。
 日本といえばさくらやはりさくらです!20121112_095
 中をのぞいてみましたが、休憩時間でした。娘のためにメニューもしっかりチェックしました。娘が新しいメニューを考えるための参考になればと、、、、いつも娘のことを想っている子離れできない母親です。20121112_096
 シドニーでは、回転すしやにも行きしっかりと視察しました。経営者は中国人。実は、グラナダの娘の店の近くにも広くて豪華絢爛の日本食のレストランがオープンしました。やはり経営者は中国人、世界中に中国の超お金持ちが、、、中国の人がなぜ日本食なの!?!?

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歳を重ねる

20121106_002 ポジティヴに歳を重ねる20121106_001 歳の瀬や

家庭を顧みず、仕事一筋でやってきた82歳の男、年のせいで視力の衰えてきた父親、父との間にわだかまりを感じ続けてきた娘との父娘の旅路の最後のそれぞれが見つけた人生との特等席とは、、、、
 観てきました!主役は、クリント・イーストウッド。しわがれ声のイースト・ウッド、「誰にでもある、山あり谷ありの人生」を伝えてくれています。
 あの「マデソングの橋」の写真家から何年経っているのでしょうか?あの時より色気があります。ほれぼれします。どのように日々をすごしたら、あんなに素敵に歳をとることができるのでしょうか?

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終活

流行語大賞は「終活」に

今年もあと残り1カ月を切りました。今年の流行語大賞に「終活」が入りました。このところ、「美しい死に方、尊厳死、自然死等々」のタイトルで週刊誌にさまざまなことが書かれています。そして、「あなたへ」、「つなぐ」、「終の信託」死のテーマの映画が上映されました。「人生50年」の時代から「人生90年」の時代に。「死ぬことへの恐怖」から「いつまでたっても死ねない恐怖」へと、人類始まって以来の長命社会になってしまっています。Imgp73641
 因みに、私が平均寿命まで生かされると仮定すると、あと28年、人生の坂道をゆっくり歩いていきたいものです。それにはどうしたらいいか?「あるがままに、のんきに」ですかね~!今晩もひとり、「あなた変わりはないですか、日ごと寒さがつのります、着てはもらえぬセーターを寒さこらえて編んでます!」と鼻歌を歌いながら誰もいない古家に帰ります。
「貴男恋し~い!北た~の宿」やっぱ!演歌はええですね~! 

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寒い!

寒いねといえば寒いねと言ってくれる人のあたたかさ

寒くなると人恋しくなります。お休みの日にひとり古い家にいると、俳人、詩人になれそうです。寒いね!と庭にやってくる猫の親子に話しかけても、なにも言ってくれません。ひとりでオチャでも、、、オチャにはお菓子がつきものです。お菓子といえば、思い出すのは20121111_004
 ルーラの町のオチャやさんでいただいたイングリッシュティーとアップルパイです。まろやかで、口のなかであのリンゴの甘酸っぱさが、、、、死ぬまでにもう一度たべた~い!紅茶もとても美味しくて、2月にいったスリランカのあの紅茶畑を想い出して、至福の時でした。
ルーラは、花が似合うおしゃれな可愛らしい街並みのガーデンビレッジ20121111_005
 道路の真ん中で芝生に座りこんで、楽しそうにお喋り。20121111_011
 お店を覗くと、「うわ~!!これはなんじゃ!」「蝋燭!」20121111_008
 手にとって、香りを、、、20121111_006
素敵な空間、さわやかな色、暖かい色、癒されました。
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ジャカランタ

ああ懐かしやジャカランタ20121111_089ジャカランタの紫のはなに「うわっ~!懐かしい!」叫んじゃいました。昨年の10月の南アフリカのブカレストでのお花見を思い出しました。ジャカランタは、日本の桜のように春を告げる花です。町のいたるところに咲いています。そしてジャカランタ並木があります。20121111_095

 人々はジャカランタの木のしたでのんびりと過ごしています。
 南アフリカのジャカランタの花の色とシドニーの花の色が微妙に違うような気がいたしました。そこで、M1370046
  検証、こちらのほうが明るい紫M1370022
  M1370031
 ところ変われば色も変わる。私のセーターの色も、
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  去年の私と今年の私も変わっていました。ひとつ歳をとりました。
  願わくば、我ジャカランタの花の基にて、、、西行法師の句が、
 「望月のころ花のもとにて我死なん」そろそろ終活しなければ、、、

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