紫陽花
紫陽花の色にみとれて雨宿り
今年は例年より早く梅雨の季節となりました。先日、二子玉川の駅から雨のなかを瀬田の私の友人宅まで緩やかな坂道を歩きました。坂道の両脇のお屋敷の生垣には紫陽花の花が。「雨もまたよし」です。その日は、シエラレオネで、30年もの間教育活動をされているカトリック修道女の根岸美智子さんのお話を聞く会を、友人が企画。晴れていれば遠くに富士山の見える素敵なリビングで、友人のご主人とお子さん達と家族総動員でのおもてなしと友人の手料理をいただき豊かな心と身体になってから、約8年前に女優の管野美穂さんがナビゲーターとしてシスター根岸さんを取材したときのビデオを鑑賞。
いよいよ、シスター根岸さんのお話です。私は彼女のお話を伺うのは四回目です。そのお姿は、ますます慈愛に満ちてきています。シスター根岸さんは群馬県高崎育ち。私は隣の安中育ち。同じ群馬県人です。同郷というだけでとても親しみを感じています。
シスター根岸さんは、約7万5千人が命を落とし、多くの人々が肢体切断された内戦の悲惨な状況と内戦が終わり、現地の人々の様子を話してくださいました。
今も心身の傷をもっている人たちが沢山いるが、皆平和のために努力している。ある男の子は「僕のおばさんを殺した人がやって来て食べ物をくれと言った。僕ははらわたが煮え返るほど腹がたったけど、怒っていたら平和にならないからパンをあげました」。許すこと。そこに愛が。そして平和が。
アフリカのシエラレオネは世界の最貧国です。今年の2月に私はその近くのやはり最貧国のトーゴとベナンに行ってきましたので、その貧しい状況を思い出しました。生命がいつ失われるかわからない。病気になれば充分な治療が受けられず、死ななければならない。けれど、そこには生きることの素晴らしさや喜びがある。また、アフリカに行きたい!9月15日から南アフリカのナミビアへ。
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