ファド
ファドの音リスボンの夜抱きしめる
ポルトガルの音楽といえばファド。ファドは、社会の底辺にいる貧しい人達が親しむ音楽といわれている。リスボンのアルファマ地区の下町には昔、船乗りや沖仲士、売春婦や失業者、アフリカ人奴隷などが住んでいたとのこと。リスボン2日目の夜は、ファドを聴きにアルファマ地区へ。ここはリスボンの下町。
私の五感の中にはファドがある、心には悲しみ、私の中にはなくした愛がある、孤独の夜に、私の中には詩がある、音ある精神のきらめきが、向こう見ずな愚かさが、私の中には月夜がある、花咲く平野が、海が、空が。
ファドの語源は「運命」。人生の喜びや悲しみを切々と歌い上げる歌声に、忘れかけていた古傷が、、、そろそろ人恋しくなってきたようです。
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