« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2011年6月

ロカ岬

ロカ岬ここに地果て海始まる

今回の旅のメインテーマのロカ岬にやっと到着。巨大なユーラシア大陸の西の果て、北緯38度47分、西緯9度30分、高さ140メートルの断崖の上に。M1130063
この石碑には、「ここに地果て、海始まる」とポルトガル語で書いてあるのだそうです。因みに、詩人カイモンスの詩
は、「ここの地終わり、海始まる。ヨーロッパ大陸の最西端ロカ岬」
M1130064
断崖の先は大西洋。このカップル、柵を乗り越えてツーショット!絵になります。ヨーロッパの女性の足は長くてきれいです。カップルの先の地平線に目をそらして、もしかして地球は丸いのかも、、、
M1130056
どうして海は青いのですか?海に聞いてみたくなりました。
M1130054
可愛らしいお花は風に吹き飛ばされないように咲いていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

久しぶり

久しぶり名がでないままじゃあまたね~     サラリーマン川柳第1位

このところ、人の名前が出てきません。いろいろなことをよく忘れます。忘れないように最近の出来事を思い出しながら書くようにしています。

さて、忘れないうちに、ポルトガル旅行の続きです。ファドを聴いた翌日は、リスボンの西28キロメートルのイギリスの詩人バイロンが、「この世のエデン」と称えたシントラに出かけました。深い緑の山中をバスに乗って着いたところは、ベーナ宮殿。
 M1130022
このベーナ宮殿は、1850年に完成。
M1130023
ベーナ宮殿建築の命を下したのは、ドイツのフェルナンド2世。あの有名なドイツのノイシュヴァンシュタイン城の建築を命じたルートヴィヒ2世のいとこにあたるとのこと。当時のドイツの王様は、お城建設がお好きだったんですね~!その王様達のお陰でこうしてお城見学ができることに感謝!
M1130024
お城は、イスラム、ゴシック、ルネッサンス、マヌエルなど各様式の寄せ集めとのこと。寄せ集めが、なんともいえない趣になっていました。
M1130038
中庭も素敵でした。
M1130025
この日は運よく晴れていましたので、大西洋の真っ青なパノラマを楽しみました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏日影

夏日影ツリーとタワーにらめっこ

一昨日は、午後から晴れてきました。仲良しの友人から電話が。「今日の夕方、東京湾のお散歩しない?」のお誘いが。「いいわね~!もちろん行く!」ということで、竹芝桟橋に。
S1100011
スカイツリーが遠くに。
S1100007
この船の船長さんが、友人のおじ様の友人というご縁で、この船に乗船することに。聞くところによると3年前に私の友人の案内で、おじ様と船長さん達とギリシャのクルージングに行った時からのお付き合いとか。船内で、船長さんにご挨拶。私と同じ世代で味のある船長さんでした。

いつものとおりビールで乾杯して、早速デナー、しっかりと飲んだり食べたりした後は、ほろ酔いかげんで甲板へ。
S1100019
「夜のとばり」です。

S1100031
東京タワーが、「おやっ!タワーのてっぺんが見えな~い」、節電でした。船内に戻ってきてデザートをしっかりいただいて、また甲板へ。
S1100032
どこかでで見たような美人がデッキに。後ろをみるとテレビ局のカメラが。「失礼しました。」この夜景には若い美人がお似合いです。おばさん達は静かに下船しました。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

能舞台

能舞台松に劣らぬ美人達

梅雨の中休みの19日の午後は、謡いのお稽古に代々木上原に。今日で3回目。今日は息子から借りたボイスレコーダー持参です。先生のお手本を吹き込んで、夜寝る前に聞いていると朝起きたら謡えるようになってるかも、(そんなこと絶対ありえない)、、、
3回目ともなると真剣になってきました。最初は、先生の声にびっくり!身体のどこからそんな声が!、、、、私はといえば、普段は大声を出し過ぎ!と、言われているのに、全く声が出てきませんでした。やっとl声が出たら、とんでもない声が、、冷や汗と大笑いの汗が、どっど~と。

3回目は、もう余裕です。イケメンの先生の顔も見えるように。(最初は、顔もみることができませんでした)
S1090004
先生からは一言、「麻子さん!もっと大きな声をだしましょ~ね!」、「は~い!」
S1090006
能舞台で、優雅な思いと、とほほの思いを。
S1090007
お稽古はこの和室で。それはそれは室町時代のお姫さまのように、、、、
S1090011
寝る前に、早速お稽古の復習。録音の再生、「いよ~!」大声が、、、、可笑しくて、可笑しくて涙がでるほと笑いました。翌朝、下腹が少ししまったような気が。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

箱根道

箱根道あじさいのいろ艶やかに

雨靴履いて、雨コート着て金曜日の午後2時10分新宿発のロマンスカーに乗り箱根に。あじさい探訪に出かけました。箱根登山鉄道に乗り換え宮ノ下駅には15時40分に到着。有難いことに、雨があがり紫陽花のお出迎えです。S1080003
紫陽花の初めの色を忘れけり
雨に濡れたあじさいの鮮やかさに「艶っぽいね~!」
S1080002
宮ノ下駅からあじさい坂をくだり、エキシブ箱根離宮へ。部屋にはいると目の前に緑、そしてときおり緑雨が。
S1080009
露天風呂に入り、美味しい食事をいただきと、、命の洗濯を。
S1080023
このエキシブ箱根離宮での至福の体験は、会員である姉のお陰です。この歳になっても、姉にぶら下がっているできの悪い妹でいられることに感謝!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ファド

ファドの音リスボンの夜抱きしめる

ポルトガルの音楽といえばファド。ファドは、社会の底辺にいる貧しい人達が親しむ音楽といわれている。リスボンのアルファマ地区の下町には昔、船乗りや沖仲士、売春婦や失業者、アフリカ人奴隷などが住んでいたとのこと。リスボン2日目の夜は、ファドを聴きにアルファマ地区へ。ここはリスボンの下町。M1130011
私の五感の中にはファドがある、心には悲しみ、私の中にはなくした愛がある、孤独の夜に、私の中には詩がある、音ある精神のきらめきが、向こう見ずな愚かさが、私の中には月夜がある、花咲く平野が、海が、空が。
M1130013
ファドの語源は「運命」。人生の喜びや悲しみを切々と歌い上げる歌声に、忘れかけていた古傷が、、、そろそろ人恋しくなってきたようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

額紫陽花

うつむいて額紫陽花が雨おとす。

昨夜から降り始めた雨が今朝も降っています。今日は土曜日、事務所に行って貯まっている仕事を片付けようと、長靴をはいて、家をでると、坂の途中の生垣に額紫陽花が。「雨、雨ふれふれかあさんが、」、「雨、雨ふれふれ私のいい人、」かあさんは、もう死んでいるから迎えにきてもらうと困る(もう少し楽しんでから死にたい)し、いい人を連れてきてほしいのだけれど(いい人はどこにいるんだろう?)、、、

仕事の合間にポルトガルの続きを。M1120017
ホテルに着くと、早速リベルダーデ通りに散歩へ。この通りは1775年の大震災のあと、都市再建計画によって造れれた幅90メートル、長さ1500メートルのリスボンを代表する大通りで、リベルダーデとはポルトガル語で「自由」という意味とのこと。歩道には、プラタナスの木々が。人々がのんびりと散歩。ここは、オフィスビル、高級ホテル、ブランド店が並ぶリスボンの目抜き通り。因みに、ポルトガルのシャンゼリゼとも言われていのこと。日本の東北の町にも近い将来このような素敵な通りが、出来るといいなあ~!思って歩いているとポンパル侯爵広場に。

ポンパル侯爵は、ジョゼ1世の宰相を務めたポルトガルを代表する政治家。1775年の大震災のあと行われたリスボン再建計画をはじめ、政治、経済、教育などの多くの分野で改革を行い、近代ポルトガルの礎を築いた。日本にもこのような政治家が出てきてくれないと、日本は沈没してまう~!。
M1120020
広場からエドゥアルド7世公園の展望台へ行く公園の脇には、趣のある建物が。
M1120028
歩き疲れたので、カフェで一休み。一人歩きを堪能。

M1120034


| | コメント (0) | トラックバック (0)

秩父路

秩父路やあやかりたしや蕎麦のはな

6月4日池袋発9時30分の特急に乗って秩父の武州中川駅に。
S1060001
この駅の降車客は我々のみ、駅員さんが懇切丁寧に道案内を。「鹿に襲われないように!」
S1060002
鹿がでてきたらシカとしようね???・・・」縁結びの浅間神社の神様に「いいお婿さんがみつかりますように!」
S1060007

歩くこと約1時間、「そば処和味」に辿り着きました。「やってるよ」の看板。足取りが急に軽くなりました。
S1060016
蕎麦やの旦那の話によると、奥秩父にある荒川源流から少し下った山峡の畑(蕎麦の里)でつくられたそばは天下一品、香りよし風味よし。とのこと。確かに美味かった!
S1060023
蕎麦やの旦那と6人めのお孫さん。いい感じですよね
蕎麦のはなは、1年に2度も咲く。羨ましい!61年も生きているのにまだ咲いてないおばさんは、蕎麦のはなにあやかりたい。
S1060040_2


| | コメント (0) | トラックバック (0)

紫陽花

紫陽花の色にみとれて雨宿り

今年は例年より早く梅雨の季節となりました。先日、二子玉川の駅から雨のなかを瀬田の私の友人宅まで緩やかな坂道を歩きました。坂道の両脇のお屋敷の生垣には紫陽花の花が。「雨もまたよし」です。その日は、シエラレオネで、30年もの間教育活動をされているカトリック修道女の根岸美智子さんのお話を聞く会を、友人が企画。晴れていれば遠くに富士山の見える素敵なリビングで、友人のご主人とお子さん達と家族総動員でのおもてなしと友人の手料理をいただき豊かな心と身体になってから、約8年前に女優の管野美穂さんがナビゲーターとしてシスター根岸さんを取材したときのビデオを鑑賞。S1040004
いよいよ、シスター根岸さんのお話です。私は彼女のお話を伺うのは四回目です。そのお姿は、ますます慈愛に満ちてきています。シスター根岸さんは群馬県高崎育ち。私は隣の安中育ち。同じ群馬県人です。同郷というだけでとても親しみを感じています。
S1040009
シスター根岸さんは、約7万5千人が命を落とし、多くの人々が肢体切断された内戦の悲惨な状況と内戦が終わり、現地の人々の様子を話してくださいました。
S1040010
今も心身の傷をもっている人たちが沢山いるが、皆平和のために努力している。ある男の子は「僕のおばさんを殺した人がやって来て食べ物をくれと言った。僕ははらわたが煮え返るほど腹がたったけど、怒っていたら平和にならないからパンをあげました」。許すこと。そこに愛が。そして平和が。
S1040011
アフリカのシエラレオネは世界の最貧国です。今年の2月に私はその近くのやはり最貧国のトーゴとベナンに行ってきましたので、その貧しい状況を思い出しました。生命がいつ失われるかわからない。病気になれば充分な治療が受けられず、死ななければならない。けれど、そこには生きることの素晴らしさや喜びがある。また、アフリカに行きたい!9月15日から南アフリカのナミビアへ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »